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ロフト鉄道で撮影 (1) [鉄道模型 総合]

 昨日紹介したロフト鉄道はまだ線路と敷いて森を少し作っただけだが、細部にはこだわらないにせよ、雰囲気の良い情景写真を目指して、何枚か写真を撮った。といっても、森も小さいので、なかなか良い構図はないのだが。

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 コルク板が見えてしまっているが、今日のお気に入りは朝焼け風の2枚。

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 これからも色々と試してみたい。

ロフトの有効活用? [鉄道模型 総合]

 引っ越して3か月が経ち、新居に6畳のロフトがあることを良いことに、線路を敷いて運転を楽しんでいた。これまでは床に線路を敷いていたが、もうちょっと高い視線で模型を眺めたいと考えていた。そして、週末に、いつもお世話になっているmasatoさんのプロデュース・・・・というよりも、masatoさんの設計施行で大改良。カラーボックスにキャスターを付けて並べ、その上にベニア板をのせてレイアウト台を設置した。ロフトには何個か段ボールも置いてあるのだが、このように変更したおかげで、それらがレイアウト台の下に収納できるようになり、スペースも有効活用できるようになった。

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 早速線路を敷設した。あまり深く考えず、複線オーバルを基本に、奥の駅付近は3線とし、リバースを設けた、手前側の直線区間をシンプルな複線としたのは、高速新線をイメージした区間を設置したい私のこだわりである。とりあえず、この区間だけは架線も設置した。

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 仕事の関係でいつ異動になるか分かったものではないこともあり本格的なレイアウトは困難である。シンプルに、いざという時にはばらして移動も簡単にできるように線路やストラクチュアを固定する予定はないが、とりあえず樹木を並べただけでも、なかなかの雰囲気になった。凝ったレイアウトは無理でも、ある区画を切り取ると魅力的なシーンを再現できるような工夫はしたいものである。

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 夏は暑いくて辛いが、今後も時間を見つけて、少しづつ走らせたいと思う。計画から実際の製作まで大半の作業を請け負って頂いたmasatoさんや、作業に協力して頂いたよしゆきさん、YTさん、abeさんに改めて御礼を申し上げたい。

第12回 国際鉄道模型コンベンション出展 「Hbf」 [鉄道模型 総合]

 8月19日から21日までの3日間、東京ビックサイトで恒例の国際鉄道模型コンベンションJAMが開催された。「Barよしゆき」のよしゆきさんがJAMに出ようと言い出したのは3年半前のこと、今回は「Hbf」として3回目の出展となった。この間、メンバーも増え、展示スペースは倍以上となった。3年でここまで発展するとは、よしゆきさんの努力と行動力には感服するばかりである。
 搬入・設営は18日午後に行われたが、私自身は全く手伝うことができず、19日も昼過ぎに仕事の移動のついでに立ち寄っただけ、20日は丸一日参加したが、21日の撤収も手伝えなかった。楽しむだけ楽しんで、つらい作業にを手伝わなかった点は恐縮するばかりである。
 20日朝8時半過ぎに東京ビックサイトに行くと、例年通り、限定品を求める長い行列ができていた。その横を通り抜けて、通用口から入ると、早くから多くの出展者が準備に勤しんでいた。「Hbf」は入口のすぐ横、しかもKATOブースの隣という立地。必要以上に目立つことを好まない「Hbf」には、およそ似合わない場所であった。
 JAMのMP部門を見て回ると展示内容は様々なであるが、やはり精巧に作りこんだレイアウトの展示が多い。しかし、「Hbf」はメンバーがそうそう全員揃うわけでもないし、保管スペースの問題もある。そこで、情景付レイアウトは諦め、お座敷運転を如何に楽しむか、という点を追求してきた。何より鉄道模型の主役は鉄道、ともかく列車を走らせて楽しく遊びましょう、というのがモットーなのである。
 そんなわけで、広いスペースにはともかくレールを敷きまくることになる。今回は最外周からmasatoさんのCトラック複線(架線付)、hikariさんのCトラック4線 (1線はヤードへの連絡線)、BOAC VC10さんのMトラック複線、内側にmasatoさんのCトラック複線が入り、メルクリンHOだけで計10線を数えた。さらにabeさんのNゲージ複線、hikariさんのTTゲージ複線に加え、hikariさん、Kさん、FさんのZゲージ・情景付レイアウトまで登場。同時に走っている列車の数だけはどこにも負けていなかったと思う。

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 「Hbf」ブースで最も目立ったのはへリックス・ループとレインボー・ブリッジ?であろう。これはmasatoさんの力作である。ループ部分はべニア板からカッターナイフで切りだしたとのこと、その苦労がしのばれる。このループを長い貨物列車がゆっくりと走るのを眺めるのは楽しい。そしてICE 3がシャーと走り抜けるのも良い。。実は19日にみーぱぱさんのICE3が外周線で脱線しテーブルから落下するという事故があっただが(幸いにも故障などはなかったそうだ)、少々スピードを出しても脱線することはなかった。

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 同じく目立っていたのは、hikariさん自慢のベルリン中央駅風駅舎、その名も”Silberplatz Hbf”のガラスドームである。アクリル板からの自作で、LEDで電飾が施され(色も変わる)、貫録十分。現代のドイツ鉄道を感じさせる、スタイリッシュな演出となった。

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 ギミックでは何と言ってもハンプヤード。貨車が自動的に切り離され仕分けられていく様子は来場された方々にかなり注目されていた。ハンプの頂上で切り離された貨車が通過すると、センサーレールが関知し、ポイントレールが自動的に切り替わるという仕組みである。これはmasatoさん、hikariさんの研究の成果。当日は無線LANを活用してiPadで機関車を操作していたことも来場者の興味をひいたようだ。この操作は少しコツが要るのだが、nissyさんが大活躍。nissyさんがいなかった20日午後には、よしゆきさんがどこかから連れてきた助っ人の女性二人が担当し、男性ばかりが目立つ中でちょっと華のある一角となった。

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 最外周線はシンプルな複線だが、架線はいつも注目を集める。確かに架線があるとないとは大違い、臨場感が一気に高まる。

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 おなじみ、masatoさんの機関庫ヤードも登場。居並ぶ機関車が煙を吐いたら、蒸機ファンにはたまらないシーンであろう。

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 お座敷レイアウトとはいえ、ストラクチャーも豊富に用意された。その中でも目立ったのはT-zugさんの風力発電モジュール。しかし、2基のうち1基は最初から故障、もう1基も初日には壊れてしまった。自然エネルギーの道もなかなか厳しい・・・・。来年は2基とも元気に回ってほしいものである。

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 その他、定番の実際に動く遊園地、城、グライダーの空港など、様々なストラクチャーがお座敷運転の良いアクセントになっていた。

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 高架複線のNゲージではICE 3やタリスが爆走。いつも私のことを暴走族と表現するabeさんだが、お子さんの前では私以上の暴走族と化していた。(なお、私はICEをスケールスピードで走らせているだけである、実物が速いから模型も早いということだ。) その内側のTTゲージにもICE 3が登場。TTゲージは日本では馴染みがないのであろう、これは何ゲージですか、とよく質問された。

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 hikariさんが自宅から持ち込んだレイアウトも注目を集めていた。ICE 3が快走する高速新線付という私好みのレイアウトは、ドーム駅から教会広場、湖まで細かく作りこまれ、実に魅力的であった。そして、ドイツだけに、上空にはルフトハンザが飛行中。ただし、残念ながらICE 3は走行がかなり繊細のようで、hikariさんは扱いにかなり苦労しておられた。

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 FさんのZゲージレイアウトもドイツのちょっと田舎をイメージさせて、とても良い雰囲気である。小さなスペースでこのようにレイアウトを楽しめるのは、Zゲージの最大の魅力かもしれない。

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 20日はICE祭りにしようということになっていて、私はメルクリンのICE 3を2編成、ICE 1を1編成、ピコのICE 3を2編成持ち込んだ。しかし、残念ながらピコの方は、通電すると全速力で暴走し制御できないというトラブルが発生し、衝突事故も起こしてしまった。一方、メルクリンの3編成は最後までノートラブルで気持ち良く走り続けた。運転会に行くたびに思うのだが、鉄道模型は細かいディテール以前に、最後まで気持ち良く走ってくれることが何よりも有り難い。hikariさんやmasatoさん、H.Koganeさん、TさんもメルクリンのICEを持参し、TT・N・ZゲージでもICEが走り回った。ICEだけで全ての線路を埋めることこそ出来なかったが、ICEのモデルを存分に堪能したのであった。

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 写真までは撮れなかったが、興味深い展示も多く、会場を見て回るのも楽しかった。JAMは18時で終了、お台場に移動して懇親会でビール三昧、締めは勿論Barよしゆき。鉄道模型で遊び尽くした一日が終わった。実に楽しい一日を過ごすことが出来、Hbfのメンバーの皆さん、ご来場いただいた皆さんに改めて御礼を申し上げたい。

第11回 国際鉄道模型コンベンション出展 「Hbf」 [鉄道模型 総合]

 今年も8月20日から22日の3日間、東京ビックサイトで国際鉄道模型コンベンションJAMが開催された。昨年に続いて、私も「Barよしゆき」のよしゆきさん主催、「Hbf」のメンバーとして参加した。今年はメンバーも増え、展示スペースもかなり大きくなった、よしゆきさんの行動力には脱帽である。21日(土)だけしか会場に行けなかったは残念であったが、昨年以上に楽しい一日となった。
 20日夜は御徒町で、初日の出展を終えたメンバーとともに宴会、さらに二次会まで行って、帰宅したのは1時過ぎ。そのため、21日朝は二日酔いで起きることとなった。東京ビックサイトに着いたのは9時前であった。JAMに出展する他のグループは、非常に精密なレイアウトを用意したところが多かったが、我々のモットーはともかく走らせること。(レイアウトを用意するスペースも時間もないし、全員揃うのが難しいという事情もあるのだが。) 今年は展示スペースが広がったが、それ以上に線路密度も増し、外側がmasatoさんのC-track 3線、その内側がhikariさんのC-track 複線、さらに内側がBOAC VC10さんのM-Track複線、そしてabeさんのNゲージの複線、Zゲージのレイアウトまで用意された。空いたスペースも、masatoさんのターンテーブル付き機関庫やT-zugさんの風力発電のモジュールが設置され、建物を置くと、ほぼ空いたスペースがない状態となった。結果として、同時に10列車以上が常に走り回る状態となり、これが我々の最大の特徴となった。

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 朝一番のお楽しみはICE 3祭り、HOで3編成、Nで2編成、、Zで1編成、計6編成のICE 3が走り回った。架線の下を走るICE 3も素晴らしいが、hikariさんの自慢のお手軽スラブ軌道を快走するICE 3もなかなかのものである。

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 masatoさんの用意されたC-Trackのうちの1線は自動運転、オーバルに閉塞区間が設けられ3列車が走っていた。残念なのは、自動運転であることになかなか気が付いてもらえないことであるが、非常に興味深かった。

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 機関庫は昨年に続いての登場、やはり存在感がある。

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 T-zugさんのモジュールでは風力発電所が目立つ。その下ではタンク車が脱線転覆しており煙を上げている。消防列車が救援に向かうが、クレーンを使って消防車を下ろ・・・・そうとするが、なかなかうまくいかない。この消防車、どうやら役に立ちそうにない。

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 M-Trackは新旧のメルクリンモデルが快走、SLの重連はやはり迫力がある。

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 NゲージはICEやTGVなどの高速列車が中心、abeさんはスケールスピードというより、がんがん走らせるのがお好きなようで、私以上の暴走族ぶりを見せていた。

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 FさんのZゲージレイアウトは卓袱台の上に設置、懲りすぎない、オーソドックスなレイアウトは列車が引き立って私好みである。

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 JAMを最も堪能されたのはhikariさんではないかと思う。
103コレクションを並べたかと思えば・・・・

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 HOのルフトハンザー・エアポート・エクスプレス仕様の103にNゲージとZゲージの103を牽引させ・・・・

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 果ては、プラレールの500系hikari (断じてのぞみではない)のAC仕様・・・・。その器用さにはただただ感服である。

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 他のブースで印象に残ったものを紹介しておこう。モデル・アイゼンバーン・クラブさんは我々とはうって変わって、素晴らしく作りこまれたレイアウトを展示していた。特にブドウ畑の美しさ、トラムの走る町、空港の滑走路などは印象的であった。

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 圧巻は、新しく製作したという跳ね橋、ちゃんと可動するのは驚いた。この精度を出すのも大変だろう、と感心するばかりであった。

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 昨年も参加されていたHawaian Pacific R.R.さんはレイアウトがさらに充実。線路が水没した中、沼や川の中をゆっくりと列車が走っていた。地面を作る楽しさを堪能させてくれる展示であった。

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 常連の結伝社さんは日本型はおろか、ヨーロッパ、アメリカ、アジアまで多種多様なNゲージ車両を展示していた。自作モデルも多く、見応えがあったが、個人的にはこの車両が登場していたことに驚いた。

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 Akiraさんのクリニックのお手伝いも無事に終わり、Hbfブースで列車を走らせていると、いつの間にか18時、本日の終了時間となった。
 Hbfメンバーで新橋のドイツ料理店でビールを堪能し、さらにBarよしゆきでもう一杯、これで帰宅と思いきや、私の自宅のすぐ近くのホテルに宿泊するT師匠と最後にビールを一杯飲んで、楽しい一日を終えた。

 Hbfのメンバーの皆さん、ご来場いただいた皆さん、本当に有難うございました。

「Hbf」運転会 [鉄道模型 総合]

 4月24日・25日に、よしゆきさん主催”Hbf”の運転会が開催された。私は24日のみ、それも24日も仕事が入ってしまい、2時間少々しか参加できなかった。abeさんと合流し、ビールを飲みながら列車やバスを乗り継ぎ、会場の豊海の公民館に着いたのは18時40分頃であった。酔い覚ましのため、最後は水を飲んでおいたのであるが、会場ではワインやビールが開けられ、参加者の皆さんは赤ら顔、どうやら酔い覚ましの必要はなかったようだ。こんな運転会も悪くないものである。
 今回は交流HOのオーバル3線を中心に、直流HOの複線、さらにNゲージ、Zゲージまで用意され、多彩な車両がそろった。

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 最も目立っていたのは、自作デコーダを積んだhikariさんのTRAXX 4重連。オリジナルサウンドはESUよりも、はるかに実感的であった。

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 またRocoのTaurusのMozart塗装機のサウンドには「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」が組み込まれるなど、hikariさんの遊び心と技術力には感服した。
 TRAXXといえば、写真を取り損ねたが、WさんのRocoの146.2形や185.2形も魅力的、繊細なディテールは扱うのが怖いくらいであった。
 タブレットさんが持参されたKarlsruheのトラム。こういうモデルを見ると、デジタル制御で何本かのトラムを続行運転させたくなる。

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 NゲージではabeさんのKATO TGV-Duplexが快走していた。KATOらしい、手堅い仕上がり、KATOのTGVシリーズが定評を得ているのもうなずける、というものである。

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 Fさんはアンティークなモデルを持参、FleischmannのAe 6/6形は正確には分からないものの、40年くらい前に購入されたとのこと、驚くほど良く走る。客車の車輪から発せられるジジジという独特な走行音も味わい深く、しばらく見とれた。

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 同じく、40年前のメルクリンの23形のモデル。ディテールや連結器などは現行モデルには到底及ばないが、全体的なスタイリングは実にすばらしく、現行モデルと決して見劣りしない。

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 私はというと、購入したばかりの23形とSilberlinge客車のWendenzugセットを持参した。まずは、T師匠に煙がよく出るよう、ECoSで調整して頂いた。外側の複線を次々と列車が行き交う中で、ゆっくりと内周線を走らせる。いつかは、他の短編成ローカル車両とともに、単線行き違いの往復自動運転なども試したいものである。

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 持参したもう一つの車両はICE 3MFである。こちらは架線の張られた外側線を豪快に走らせる。ESUが出している数あるインバータ車両のサウンドの中でも、ICE 3のサウンドは特に実感的だと思うが、T師匠は実車は4両がモーター車ですから、スピーカーも4台付けたらもっと実感的ですよ・・・・と悪魔のささやき。

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 hikariさんから三脚をお借りし、hikariさん・abeさんとともに、ICE 3MFのミニ撮影会と相成る。架線があると、こういう電車のモデルの魅力が一層高まることを実感。それにしても、改めてメルクリンのICE 3は実車の魅力をよく再現していると感心させられる。特に先頭部分の美しさは他メーカーのICE 3を遥かに凌駕している。





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 いろいろと遊んでいるうちに、2時間はあっという間に過ぎた。月島でもんじゃを楽しみ、さらにBarよしゆきさんに立ち寄ってビールで締め、楽しい一日を終えたのであった。

関西ツアー (2) [鉄道模型 総合]

 10月11日、新神戸には22時59分到着。

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 N700系の発車を見送り、向かったのは六甲山頂、着いた時には23時45分頃になっていた。春に続いての訪問となるNさんのご自宅ではワインを御馳走になり、さらに自慢のオーディオでバッハの無伴奏チェロ組曲の聴き比べ、そして、鉄道模型。といっても、夜は遅い。試走程度にとどめ、あとは翌日の楽しみとした。

 10月12日は朝から模型を走らせる。フライシュマンのプロフィレールで構成されたレイアウトを初めて拝見してから、すでに10年近く経過しているはずだが、いつもながら線路状態は素晴らしく、気持ちよく模型を走らせることができる。これもオーナーさんの丹念な整備と、フライシュマンのプロフィレールの頑丈さ故のことであろう。

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 デコーダー不要の簡易なサウンドシステムを拝見したり、少しづつ増えてきたコレクションも拝見する。レイアウトも少しづつ手が加えられ、進化してきている。

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 先に六甲に滞在していたLZBさんもCityNightLineやコペンハーゲンのS-Bahn、そしてTrixから発売になったばかりの420形を持参していた。420型は車体の反りが少しあるようであるが前頭部などの印象は非常に良い、メルクリンからも近々発売予定で、楽しみである。

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 abeさんも始発のぞみで六甲へ到着、RocoのICE-TDを拝見させて頂く。価格の割には細かいディテールまでよく再現されているし、車体の平滑性も素晴らしいが、前照灯や尾灯が暗いのは何とも残念である。

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 気がつけばお昼。そろそろ下山の時間である。六甲山を散歩し、ケーブル駅へ向かう。

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 空いている六甲ケーブルでは最前部の席を確保し、木々の向こうに広がる神戸市街の風景を楽しむ。

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 ケーブルを降り、六甲道駅からJRの普通と新快速を乗り継いで大阪へ出る。ここで一休みして昼食を摂る。LZBさんとは一旦別れ、abeさんと大阪環状線で京橋経由で京阪電鉄に乗る。そう、私にとって関西で行くところと言えば、六甲と、そして樟葉というわけである。特急でに乗り、枚方市で快速急行に乗り換えて樟葉へ。駅前からはバスで10分余り、16時頃にようやく到着。移転後初めての樟葉詣でである。
 新店舗は驚くほど大きくなり、メルクリン純正のショーケースも増え、展示品が所狭しと並ぶ光景は壮観そのもの。車両だけでなく、システム関係の品々や、細かいパーツやストラクチュアまで丁寧に在庫されていることにはいつもながら驚かされる。

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 もちろん、HOレイアウトは健在だが、さらに窓側には1番ゲージのトラックも容易され、迫力あるサウンドには魅了される。面白かったのは、CS2の機能を紹介したコーナーである。デジタルの魅力をこの小さなコーナーで、巧みにPRしている。

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 限定品、そしてメルクリン100周年時の模型まで展示され、すでに鉄道模型店の枠を超え、日本におけるメルクリンのテーマパークという印象も受ける。

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 店長さんといろいろと技術的な相談から雑談までお付き合い頂きながら、事前に送っておいたICE 3MFをお店のレイアウトで走らせる。Mobile VisionでICE 3MFを眺めるのもなかなか楽しい。幸いにもICE 3MFは絶好調、全くストレスなく走行を楽しむうちに時間を忘れる。

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 LZBさんも再合流、気がつけば19時過ぎである。そろそろ帰宅の時間である。後ろ髪をひかれながら樟葉駅へ戻り、京阪・金哲と乗り継いで京都からは臨時のぞみに乗車する。今となっては珍しい300系のぞみの車内でビールとワインでほろ酔い気分となり、関西ツアーを終えたのであった。
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関西ツアー (1) [鉄道模型 総合]

今日は気持ちの良い秋晴れ。北千住駅からりょうもう1号に乗車、荒川橋梁付近での富士山や秩父連山、館林の先での赤城山系の山々の美しい姿を眺めているうちに太田に到着。

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太田では毎週日曜日の定期の仕事。こんな日に限って忙しい。午前中の仕事が延び、昼食を摂ったら程なく仕事再開、午後も相変わらずで、定時では16時に終わるはずが17時30分になってしまった。
日も暮れた中を10分ほど歩き、太田駅からりょうもう40号に乗る。

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日曜夕方の上りりょうもうは、帰省シーズン以外はまず空いているので、ゆっくりと座れる。普段はビールでも飲むところだが、今日はお茶で我慢。さすがに疲れているので、眠って過ごす。1時間20分ほどで北千住着。日比谷線に乗り換える。自宅から徒歩圏内の仲御徒町を通り過ぎ、秋葉原で山手線に乗り換え、東京駅で下車。
買い物を済ませて、ホームに上がる。

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この駅名票は?そうJR東海、つまり東海道新幹線に乗るのである。20時10分発のぞみ133号姫路行はN700系である。

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1日の疲れにはやはりお酒。夕食は崎陽軒の特別弁当。シュウマイ弁当をちょっと豪華にした弁当。

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というわけで、現在西へと向かっている。N700系はさすがに最新型、揺れが少なくて、なかなか快適。もう新富士を通過している。
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国際鉄道模型コンベンション出展 「Hbf」 [鉄道模型 総合]

東京ビックサイトで8月21日から23日の3日間、第10回国際鉄道コンベンションが開催されている。JAMには何度か見に行っているが、今回はよしゆきさんに誘われて、出展のお手伝いをさせて頂いた。21日の午後、仕事の移動のついでに1時間ほど立ち寄ったのと、昨日22日全日の短い参加となったが、その模様を報告させて頂きたい。
22日朝9時頃に東京ビックサイトに行くと、入口前は限定品を求める人々が列をなしていた。出展者用入口から会場に入ると、半分くらいのブースで、出展者が準備をしており、「Hbf」ブースでもmasato-marklinさんが既に作業をしていた。

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「Hbf」の名でMP出展した今回は、メルクリンを中心に、ヨーロッパ型鉄道模型を展示することがコンセプトである。展示の中心となるのは、運転会経験が豊富なmasato-marklinさんが中心となって準備したメルクリン・デジタルである。Cトラックで3線敷設し、外側2線は架線付きである。内側の1線は架線こそないが、ターンテーブル・扇形機関庫に接続していた。制御機器はCS1が2台、そしてESUのECoSが1台用意され、余裕がある。
会場が賑やかでサウンド・ファンクションがなかなか活きないのが残念であったが、SLの発煙は注目を集め、何度もこの発煙の機構を尋ねられた。扇形機関庫の周りに集結した機関車が一斉に煙を吐くシーンは、今回の展示の目玉となった。

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車両で抜群の注目を集めたのがmasato-marklinさんのBigBoy、その巨体と二つの煙突からの煙の迫力はもちろん、そしてスピーカーが大きいのかサウンドのボリュームも十分で、存在感を発揮していた。BigBoyには迫力では敵わないものの、01もドイツ機らしい美しさを誇った。蒸気機関車はメルクリンらしい魅力が感じられ、本当に良いと再認識した。

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私のICE 3MFもかなりの時間、走行させていただいた。自宅でチェックいた際にはデコーダーの認識がやや不安定であったが、JAM会場では実に好調で、トラブルはなかった、ただし、masato-marklinさんが用意した信号システムと相性が悪く、停止位置がしばしば狂った。シューと動力車の位置関係に問題があるかもしれないが、今後確認したい。蒸気機関車の陰に隠れてしまったが、それでもインバーター音はそれなりのボリュームがあり、喜んでくれた方が少なからずいたのは幸いであった。

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その内側はメルクリン・アナログ、BOAC VC10さんが用意したMトラックの単線である。Mトラックを実際に見るのは初めて、錆びが発生しやすいのが難点と聞いたが、形状はなかなか好感が持てる。今も見劣りのしない、年代物のメルクリンが快走し、展示に花を添えた。

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その内側は直流HOである。私が用意したFleischmannレールによるオーバル複線である。ここには私が持ち込んだEp.5のDB車両や、Fさんが持参されたTGVアトランティックなどを走らせた。デジタルを味わってしまうと、アナログはどうも面白みに欠けて、最近は直流車両を走らせる機会が少なかったが、ドイツで眺めた車両たちが走る姿を眺めるのはやはり楽しい。今後はDCC化も考えたいものである。

さらにZゲージも展示、Kさんが持ち込んでトランクレイアウトは非常にコンパクトなあら素晴らしい仕上がりだった。オーバル単線も用意され、レールツェッペリンなどが周回していた。

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空いたスペースにはストラクチャアも配置、教会では結婚式が行われていた。

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JAM会場も短時間ながら見て回った。メーカーの新製品発表、限定品・中古品販売が大きなスペースを占め、モデラーの展示が少ないのは残念なところであるが、江ノ電や箱根登山鉄道などのNゲージ・レイアウトの細かい作りこみには感心させられたし、ダイヤ運転も非常に興味深かった。その中でも、オフ会などでお世話になっているNさんが参加するHO Module Projectさんの”Hawaian Pacific R.R.”はテーマの選択が素晴らしいし、レイアウトは雰囲気抜群、植生の表現が特に素晴らしく、派手にウエザリングされた車両もレイアウトに実に合っていた。運転もDCCを活かし、線路配置も巧みで、こういうレイアウトを作ってみたいものだ、と感じさせられた。それにしても、地面の表現はレイアウトの魅力を大いに高める、いつかは自分も、と思うのである。

仕事の都合で今日はJAMに参加できないのは残念である。今頃撤収作業を進めている頃かと思うが、設営・撤収とも任せっぱなしで申し訳ない思いだ、このようにヨーロッパ鉄道模型を楽しむ機会を与えて下さった「Hbf」のメンバーの皆さん、そして来場して下さった皆様に改めて感謝したい。有難うございました。

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GW運転会 [鉄道模型 総合]

ゴールデンウィークのおかげで、毎週日曜日の仕事もお休みとなり、運転会に誘っていただいた。3時間ではあったが、久しく仕舞ったままになっていた模型達を走らせることができた。個々の車両は追って紹介するが、今回は動画を中心にご覧いただこう。


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Fleischmannの103形とTEE。文句なしに美しい組み合わせだ。


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218形重連の牽くIC。




101形牽引のICとECの離合。




101形牽引のICがスイスの貨物列車と離合。

やはり、鉄道模型は走らせてこそ楽しい。そんんことを実感した一日だった。
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山上の運転会 [鉄道模型 総合]

19日土曜日、予定していた仕事がキャンセルになり、一日時間が空いた。この貴重な機会を逃す手はない、Nさんに連絡し、マイレージ特典を利用して航空券を予約した。
当日は朝4時30分に起床、寝不足が続いていて辛いが急いで準備を整え、薄暗い中を出発、京浜東北線・東京モノレールを乗り継いで羽田空港に向かった。6時30分過ぎのANA便に搭乗し、西へ。1時間ほどで明石海峡大橋を超え、神戸空港へ。空港からはポートライナー、阪急を乗り継ぎ、登山バスに乗って20分ほど、9時過ぎにNさんのご自宅に到着。広い部屋に大レイアウトを展開するNさんのご自宅は以前はよく訪問させていただいた。私の直流HOの車両が最も走行しているのも、このレイアウトなのであるが、東京に移ってからは中々機会に恵まれず、ご無沙汰していた。

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レイアウトは相変わらず素晴らしい。一部に急曲線はあるものの、直線を長く取り、走行性を優先した線形で、自称暴走族の私の趣味によく合う。今回持ち込んだのは現在のドイツ鉄道の車両、特に実現させたかったのがこれである。

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フライシュマンのICE 2の重連運転。その迫力は動画で味わっていただこう。







フライシュマンのICE 2はいずれ紹介したいと思うが、素晴らしい走行性能を誇り、重連運転でも驚くほど安定している。客車もきっちり作り分けられ、ディテールも必要十分。もちろん連結機構も備えている。私のVerkehrsrot塗装と、NさんのOrientrotを連結した編成は、この日の最初から最後までレイアウトを走行することとなった。

最近入手したフライシュマンの2階建て客車や、NさんのModus客車など、地域輸送に活躍する車両たちを走らせるのも楽しい。

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流し撮りにも挑戦した。

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快晴の一日、ハイキング客も姿が目立ったが、「まともではない」私は、15分ほど散歩した以外は、模型の運転にいそしんだ。時間が経つのは早い、気がついたら夕方となっていた。現地で合流したAさんと共にバスで麓へ降り、阪急とモノレールを乗りついて、伊丹空港発最終便で東京へ戻り、慌しい一日を終えた。
直流の車両たちを、素晴らしいレイアウトで久しぶりに走らせることが出来、大変満足な一日、改めてNさんとAさんにお礼を申し上げたい。
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