10月20日 Milan→Salsomaggiore Terme→Milan [ドイツ・イタリア鉄道旅行 2022]
あけましておめでとうございます。2023年も宜しくお願いします。
2022年10月の旅記録の続き。10月20日、時差ボケもあって、4時間も眠れず起床することになったが、朝一番でMilanの市内観光に出る。ホテルに近いLoretoからメトロM1系統に乗車し、Conciliazioneへ。メトロはかなり朝のラッシュ時間のためか、東京ほどではないが、立客もかなり多い。ここから10分程歩き、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ。8時15分からのダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の見学ツアーを事前に予約していたのであった。15ユーロと安いとは言えない値段ではあるが、時間は十分に取られており、映画などで憧れた絵画をじっくりと鑑賞することができた。
満足して再びメトロに乗り、今度はDuomoで下車。Milanの象徴である壮大な大聖堂の外観を眺める。9時前だというのに、観光客はかなり多い。
内部も見学したいところであるが、本日はそこまで時間はなく、再びメトロに乗車してホテルに戻り、朝食を済ませる。少しだけ学会発表の準備をして、荷物を持って出発。中央駅前の広場で後輩と合流し、驚くほど巨大な駅を列車を眺めつつ、ホームへ向かう。
11時20分発Bologna中央駅行Regionale Veloce 2463に乗車する。車両はHitachi Rail Italy製の2階建て電車”Caravaggio”で、FSでは”Rock”というブランド名で運用されている新しい車両である。4両・5両・6両編成の3バージョンがあり、こちらは5両編成のETR 521である。
車内はヨーロッパの地域輸送用としては標準的な座席配置で、明るい内装はモダンで好感が持てる。定刻に出発し、Milan市内で停車する度に乗客が増える。郊外に出るとスピードが上がり、最高160km/hの本領を発揮する。乗り心地は良好である。イタリア北部の平坦な車窓を楽しみ、Fidenzaには12時43分に到着する。
接続の列車までは少し時間がある。乗って来たRegionale VeloceはここでFrecciarossaのETR 500に道を譲る。その様子が撮影していたら運転手が近寄ってきて、You love trains?と尋ねられる。そうだと答えたら、自分もそうでpassionを持って運転していると、そして見せてくれたのがこれ。”TETSUDO-MOE, is it right?”と。”Perfect Japanese”と返答しておく。
13時09分発REG 18024に乗る。車両はAlstom製Cordia StreamファミリーのETR 103である。”Pop”という愛称で、先程の”Rock”とCIが統一されている。愛称の語感も良く、洒落ている。Salsomaggiore Termeまで9分で到着する。ここまで全て定刻、イタリアの鉄道は時間も正確で車内も清潔に保たれて好感が持てる。そして、小さな終点駅も雰囲気が良い。
ここから歩いて15分程の学会場に向かう。医学でもマニアックな分野の学会だけあって、日本からの参加者は我々だけ、会場の規模も大きくはないが、雰囲気のある会場である。着いたら、ちょうどランチの時間、提供されていたリゾットは美味、ついでに景気付けのシャンパンを一杯。
元々は学会のガラ・ディナーまでいて、会場近くのホテルで一泊する予定であったが、航空便の変更で、本日中にMilanに戻ることに変更している。何とか発表を終えて、呼んでもらったタクシーで後輩と共にFidenza駅へ。19時26分発 Milan中央駅行Regionale Veloce 2482は往路と同じく”Rock”による運行である。旅の疲れでうたた寝をしているとMilan市内、Milan Lambrate駅には20時40分頃に着く。しばらく待ったが、ここでタクシーを拾い、友人お勧めのレストランに入る。友人があまり教えたくないというとっておきのレストラン、ピッツァから、地元名物の仔牛のすね肉料理Ossobuco、さらに魚介パスタまで、とにかく最高でワインも進む。
食事を終え、タクシーに乗る。後輩と別れて本日の宿、Fasthotel Linateに着いた時には23時を過ぎていた。
2022年10月の旅記録の続き。10月20日、時差ボケもあって、4時間も眠れず起床することになったが、朝一番でMilanの市内観光に出る。ホテルに近いLoretoからメトロM1系統に乗車し、Conciliazioneへ。メトロはかなり朝のラッシュ時間のためか、東京ほどではないが、立客もかなり多い。ここから10分程歩き、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ。8時15分からのダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の見学ツアーを事前に予約していたのであった。15ユーロと安いとは言えない値段ではあるが、時間は十分に取られており、映画などで憧れた絵画をじっくりと鑑賞することができた。
満足して再びメトロに乗り、今度はDuomoで下車。Milanの象徴である壮大な大聖堂の外観を眺める。9時前だというのに、観光客はかなり多い。
内部も見学したいところであるが、本日はそこまで時間はなく、再びメトロに乗車してホテルに戻り、朝食を済ませる。少しだけ学会発表の準備をして、荷物を持って出発。中央駅前の広場で後輩と合流し、驚くほど巨大な駅を列車を眺めつつ、ホームへ向かう。
11時20分発Bologna中央駅行Regionale Veloce 2463に乗車する。車両はHitachi Rail Italy製の2階建て電車”Caravaggio”で、FSでは”Rock”というブランド名で運用されている新しい車両である。4両・5両・6両編成の3バージョンがあり、こちらは5両編成のETR 521である。
車内はヨーロッパの地域輸送用としては標準的な座席配置で、明るい内装はモダンで好感が持てる。定刻に出発し、Milan市内で停車する度に乗客が増える。郊外に出るとスピードが上がり、最高160km/hの本領を発揮する。乗り心地は良好である。イタリア北部の平坦な車窓を楽しみ、Fidenzaには12時43分に到着する。
接続の列車までは少し時間がある。乗って来たRegionale VeloceはここでFrecciarossaのETR 500に道を譲る。その様子が撮影していたら運転手が近寄ってきて、You love trains?と尋ねられる。そうだと答えたら、自分もそうでpassionを持って運転していると、そして見せてくれたのがこれ。”TETSUDO-MOE, is it right?”と。”Perfect Japanese”と返答しておく。
13時09分発REG 18024に乗る。車両はAlstom製Cordia StreamファミリーのETR 103である。”Pop”という愛称で、先程の”Rock”とCIが統一されている。愛称の語感も良く、洒落ている。Salsomaggiore Termeまで9分で到着する。ここまで全て定刻、イタリアの鉄道は時間も正確で車内も清潔に保たれて好感が持てる。そして、小さな終点駅も雰囲気が良い。
ここから歩いて15分程の学会場に向かう。医学でもマニアックな分野の学会だけあって、日本からの参加者は我々だけ、会場の規模も大きくはないが、雰囲気のある会場である。着いたら、ちょうどランチの時間、提供されていたリゾットは美味、ついでに景気付けのシャンパンを一杯。
元々は学会のガラ・ディナーまでいて、会場近くのホテルで一泊する予定であったが、航空便の変更で、本日中にMilanに戻ることに変更している。何とか発表を終えて、呼んでもらったタクシーで後輩と共にFidenza駅へ。19時26分発 Milan中央駅行Regionale Veloce 2482は往路と同じく”Rock”による運行である。旅の疲れでうたた寝をしているとMilan市内、Milan Lambrate駅には20時40分頃に着く。しばらく待ったが、ここでタクシーを拾い、友人お勧めのレストランに入る。友人があまり教えたくないというとっておきのレストラン、ピッツァから、地元名物の仔牛のすね肉料理Ossobuco、さらに魚介パスタまで、とにかく最高でワインも進む。
食事を終え、タクシーに乗る。後輩と別れて本日の宿、Fasthotel Linateに着いた時には23時を過ぎていた。
2023-01-01 22:42
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