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DB Baureihe 403/406 / ICE 3 (1) [ドイツ鉄道 電車]

あけましておめでとうございます。2009年も細く長く、ホームページを続けながら、皆様と鉄道を楽しむことができれば、と思います。どうぞ宜しくお願いします。
それにしてもドイツに行きたいですね。こんな景色が見たいです。
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新年最初の記事はICE 3について書きたい。登場する前、計画段階から登場を楽しみに待った車両は、どうしても愛着が強くなる。その代表が私にとってはICE 3である。
ICE 3のことを初めて知ったのは、鉄道ファン 1996年11月号の記事からであった。当時はドイツ鉄道について特別調べていたわけではなく、まして洋書店でドイツ鉄道関係の本を買うことなどなかった。インターネットもまだ普及し始めたばかりで、我が家にはまだなかった。
鉄道ファンの記事は極めて鮮烈な印象を残した。薄暗い中でスポットライトを浴びる二つのモックアップ、それはICE 2.2 (後のICE 3)とICT (後のICE-T)であった。ドイツでも既にICE 1が活躍していた。ICE 1のスタイルは私好みではあるが、何となくずんぐりしていて一般的に見て格好良いとは言い難く、鉄道雑誌などでもTGVや新幹線の陰に隠れがちであった。ポップなインテリアも、落ち着きがない印象は拭えなかった。しかし、このモックアップはそんなICEの印象を根底から変える魅力があった。

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流麗な外観は、子供の時に抱いた「未来の夢の電車」を思わせるような格好良さ、そしてインテリアは色調がシックで実に上品だった。そして、運転席後部にはラウンジを設けて前面からの展望を楽しむことができる、という記載はすぐには信じられなかった、まさに鉄道ファンには夢のような話ではないか。こんな車両が、片や330km/h、片や振子電車で登場するのだ。本当に凄い電車が登場するものだ、と興奮した。
その時から、私はこのICE 2.2とICTの登場を心待ちにすることとなった。Eschede事故などがあり、ホームページを開設してもどうも明るい気分になれない頃、ICTとICE 2.2はいよいよ登場するのである。
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