DB Baureihe 111 (Maerklin 37317) [鉄道模型 Maerklin]
111形は1974年に登場し、227両が製造された旅客列車用電機である。当初はS-BahnやICにも使用されたが、現在は事故廃車となった2両を除く225両がDB Regioに所属し、最高160km/hの高性能ぶりを活かして、REやRBなどを担当している。配置機関区はMuenchen、Nuernberg、Stuttgart、Freiburg、Frankfurt、Koeln、Dortmund、Braunschweigと広範囲におよび、特に旧西ドイツ地域では後継世代が登場した今も地域輸送では中心的な役割を担っている。
111形はHOではMaerklin、Trix、Fleischmann、Rocoの大手各メーカーがそろって製品化しており、実物に合わせて様々な塗装のバージョンを繰り返し発売している。私はFleischmannの製品も2両所有しているが、今日はMaerklinの製品を紹介したい。
111形Verkehrsrot塗装はドイツ旅行の際に何度も見て、そのうち買おうと考えていた。Maerklinのそれは通常製品として発売されていたし、こういう車両の性質を考えると焦らなくとも入手できるだろうと考えていたが、ある時に2008年で生産中止になることに気が付いた。とはいっても、すぐに入手難になるとは思えないし、そのうちに番号違いで製品化されるようにも思うが、生産中止と聞くと欲しくなるのも人情である。海外の鉄道模型店のサイトを見て回っても、案外在庫がないようで、こうなると逆に欲しくなってしまう。国内のあるメルクリン販売店に諦め半分で問い合わせると、幸か不幸か在庫があるとの返答、そのまま衝動買いしてしまった。
モデルはタルキス色(Ep. IV)の37316とほぼ同仕様である。実車の特徴をよく捉えたボディは樹脂製でメルクリンにしては良くも悪くも軽い印象、やや光沢の抑えられたVerkehrsrot塗装が細かい表記類と共に綺麗に再現されている。ディティールも適度で、実車の軽快なイメージを壊さない。パンタグラフは黒色に塗装され、配管類も手堅くまとめられている。ナンバーは111 095-6、現在Frankfurtに配置されている機関車である。
デコーダーはmfxであるが、ファンクションは漸次加減速機能と警笛のみであるのが寂しいところだ。モーター音はやや大きいが非常に重厚な音で、この点ではメルクリンらしい。低速もよく利き、極めてスムーズな走行で好感が持てる。もちろん、前照灯・尾灯とも車両の進行方向に合わせて点灯する。
この111形は今年新しく発売される旧Silberlinge客車はもちろん、2階建て客車ともよく合う。Fleischmannから発売されているModus客車との組み合わせも良い。1両で色々と楽しめそうである。
全体としては大変満足の出来る製品であるが、mfxデコーダーの機能が限られているのは残念だ。せめてブロワー音だけでもあれば、と思うのであるが、私の現在の技術力では改造は難しいかもしれない。
Neuheiten-Revue - 37361 BR 111 (DB) / PwM
http://www.thundernet.or.jp/~PwM/NhR-37316.html
BR 111 / RiG
http://www.rig-bahn.jp/db-page/j-111.htm
DB Baureihe 111 / RiG別館 鉄道周遊記
http://rig-bahn.blog.so-net.ne.jp/2008-10-17
111形はHOではMaerklin、Trix、Fleischmann、Rocoの大手各メーカーがそろって製品化しており、実物に合わせて様々な塗装のバージョンを繰り返し発売している。私はFleischmannの製品も2両所有しているが、今日はMaerklinの製品を紹介したい。
111形Verkehrsrot塗装はドイツ旅行の際に何度も見て、そのうち買おうと考えていた。Maerklinのそれは通常製品として発売されていたし、こういう車両の性質を考えると焦らなくとも入手できるだろうと考えていたが、ある時に2008年で生産中止になることに気が付いた。とはいっても、すぐに入手難になるとは思えないし、そのうちに番号違いで製品化されるようにも思うが、生産中止と聞くと欲しくなるのも人情である。海外の鉄道模型店のサイトを見て回っても、案外在庫がないようで、こうなると逆に欲しくなってしまう。国内のあるメルクリン販売店に諦め半分で問い合わせると、幸か不幸か在庫があるとの返答、そのまま衝動買いしてしまった。
モデルはタルキス色(Ep. IV)の37316とほぼ同仕様である。実車の特徴をよく捉えたボディは樹脂製でメルクリンにしては良くも悪くも軽い印象、やや光沢の抑えられたVerkehrsrot塗装が細かい表記類と共に綺麗に再現されている。ディティールも適度で、実車の軽快なイメージを壊さない。パンタグラフは黒色に塗装され、配管類も手堅くまとめられている。ナンバーは111 095-6、現在Frankfurtに配置されている機関車である。
デコーダーはmfxであるが、ファンクションは漸次加減速機能と警笛のみであるのが寂しいところだ。モーター音はやや大きいが非常に重厚な音で、この点ではメルクリンらしい。低速もよく利き、極めてスムーズな走行で好感が持てる。もちろん、前照灯・尾灯とも車両の進行方向に合わせて点灯する。
この111形は今年新しく発売される旧Silberlinge客車はもちろん、2階建て客車ともよく合う。Fleischmannから発売されているModus客車との組み合わせも良い。1両で色々と楽しめそうである。
全体としては大変満足の出来る製品であるが、mfxデコーダーの機能が限られているのは残念だ。せめてブロワー音だけでもあれば、と思うのであるが、私の現在の技術力では改造は難しいかもしれない。
Neuheiten-Revue - 37361 BR 111 (DB) / PwM
http://www.thundernet.or.jp/~PwM/NhR-37316.html
BR 111 / RiG
http://www.rig-bahn.jp/db-page/j-111.htm
DB Baureihe 111 / RiG別館 鉄道周遊記
http://rig-bahn.blog.so-net.ne.jp/2008-10-17
2008-12-06 15:47
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コメント(5)
これ私も持っています。
以前、ドイツに旅行した時、乗った列車がＢＲ１１１に牽引されていた思い出の機関車です。片方のバッファが取れてしまって行方不明になってしまっていたのですが部品を取寄せて現役に復帰しています。
私もまだフルサウンド化していませんが、その内したいと思っています。
by masato-marklin (2008-12-07 10:35)
111形はぴったりのLokSoundmfxがないのが残念ですね。でも、私も何とかサウンド化したいです。
こういう機関車は一両持っているだけで、客車を変えて色々と変えて楽しめるのが良いですね。運転会で111形の競演、というのも良いかもしれません。
by HUH (2008-12-08 01:28)
私の持っていないV.Rotの111形ですね。私も大好きな111形なら欲しいのは山々なのですが、これを買うと一体何両の111形が我が家に在籍してしまうのか．．．と。あと、今年は多くの新製品を涙を呑んで諦めたので．．．．。
by Akira (2008-12-08 11:01)
Akiraさんの111形コレクションはすごいですよね、確か試験塗装機もお持ちではなかったでしたっけ。
こういう機関車は何台あっても良いと思わせますので、危険ですね。私はフライシュマンではS-BahnとVerkehrsrtotですが、こうなるとOrientrotやタルキスも・・・などと悪いことを考えてしまいます。
by HUH (2008-12-10 22:45)
私は、ちょうどHUHさんの持っていないO.Rotとタルキスを持っています。O.Rotは、試験塗装というかお披露目デモ走行用のモデルです。残りは全てタルキス．．．。重連をしたいのですが、まだ試してませんね〜。
２人あわせれば、パーフェクトですね ♪
by Akira (2008-12-13 10:46)