9月7日 Stuttgart → Geislingen [ドイツ・フランス鉄道旅行 2007]
6時に起床、すぐにシャワーを浴び、6時45分にはビュッフェ方式の朝食を摂る。ドイツのホテルは本当に朝食が充実している。前日とはまさに雲泥の差である。ドイツパン、ハム、サラダ、チーズを久しぶりのドイツの朝食を慌しく堪能し、7時15分にはチェックアウトする。このHoliday Inn Hotel Stuttgart-Weilimdorfは今回の旅行でも、最も良かったと思う。
今日はMuenchenに向かう予定である。目の前のWeilimdorf駅に行くと、多くの通勤客が列車を待っていた。7時27分発のS6 Stuttgart Schwabstr.行は420形を3編成併結した編成であった。
席は全て埋まっており、駅に到着するたびにさらに乗客が増えていく。Neuwirtshaus(Porscheplatz)では左にPolscheの工場が見えた。この先で左からS4系統と合流する。Nordbahnhofの先でUlm方面からの路線が左から合流してくる。左側には広大なヤードが広がっている。
一時停止の後、地下に入るとStuttgart Hbfに到着である。
地上ホームに上がると101、120、146、611形が次々と発着している。さすがに大ターミナル駅である。
しばらく撮影を楽しんでいると、7時50分頃私が乗車数IRE Lindau行が先頭に入線してきた。
昨年の旅行はあわただしくかったこともあり、乗車したのはICEばかりであったが、今回はDB Regioの車両もなるべく楽しもうと、このIREを選択したのである。編成は、何と218形を両端に連結し、間に4両の2階建て客車を連結している。先頭に立つのは218 410-9、最後尾は218 427-3で、最後部の隣の客車は制御客車である。146形か、あるいは気動車を予想していただけにこれには驚いた。しかし、鉄道ファンにはたまらない。
とりあえず、先頭から2両目の1等車2階に腰を下ろす。1等車内は乗客は数えるほど、スーツケースを置き、ゆったりしたクロスシートに実を落ち着ける。
8時02分定刻に発車、しばらくするとMannheim方面の路線が左に分かれていき、こちらは右にカーブしながら進路を南東に向ける。右手にダイムラーの工場、さらにVFBの本拠Gottlieb-Daimler-Stadionが見える。まもなく、右側にS-Bahnが並走する。スピードは140km/h、走行音は静かだし揺れも少なく、快適な近郊列車である。椅子もどっしりしていて、JRの2階建てグリーン車よりも上と思う。Esslingenを通過する際に一瞬徐行したが、それ以外は快調な走り。S-Bahnの工場が見えるとPochingenに停車する、ここでS-Bahn Stuttgartの区間は終了だ。RegioShuttleが停車中である。
Pochingenは2分程の停車の後に出発、右にTuebingenへの路線が分かれていく。ここまでほぼ並行してきたネッカー川はここから南へ去るが、その支流であるFils川に沿って、列車は走る。次はメルクリンの町、Goeppingenである。構内にはメルクリンの広告もあり、降りたくなるが、まだ時間も早く博物館も開館していないだろう。Goeppingenを発車しても車窓には住宅地が広がっている。Stuttgartからかなり離れたが、やはりドイツにしては人口の多い地域なのだろう。外はどんよりと曇り、今にも雨が降りそうだ。ややスピードが落ちて山の中に分け入っていくとと程なく、8時45分にGeislingenに到着する。10人あまりの降車客とと共もここで下車する。
今日はMuenchenに向かう予定である。目の前のWeilimdorf駅に行くと、多くの通勤客が列車を待っていた。7時27分発のS6 Stuttgart Schwabstr.行は420形を3編成併結した編成であった。
席は全て埋まっており、駅に到着するたびにさらに乗客が増えていく。Neuwirtshaus(Porscheplatz)では左にPolscheの工場が見えた。この先で左からS4系統と合流する。Nordbahnhofの先でUlm方面からの路線が左から合流してくる。左側には広大なヤードが広がっている。
一時停止の後、地下に入るとStuttgart Hbfに到着である。
地上ホームに上がると101、120、146、611形が次々と発着している。さすがに大ターミナル駅である。
しばらく撮影を楽しんでいると、7時50分頃私が乗車数IRE Lindau行が先頭に入線してきた。
昨年の旅行はあわただしくかったこともあり、乗車したのはICEばかりであったが、今回はDB Regioの車両もなるべく楽しもうと、このIREを選択したのである。編成は、何と218形を両端に連結し、間に4両の2階建て客車を連結している。先頭に立つのは218 410-9、最後尾は218 427-3で、最後部の隣の客車は制御客車である。146形か、あるいは気動車を予想していただけにこれには驚いた。しかし、鉄道ファンにはたまらない。
とりあえず、先頭から2両目の1等車2階に腰を下ろす。1等車内は乗客は数えるほど、スーツケースを置き、ゆったりしたクロスシートに実を落ち着ける。
8時02分定刻に発車、しばらくするとMannheim方面の路線が左に分かれていき、こちらは右にカーブしながら進路を南東に向ける。右手にダイムラーの工場、さらにVFBの本拠Gottlieb-Daimler-Stadionが見える。まもなく、右側にS-Bahnが並走する。スピードは140km/h、走行音は静かだし揺れも少なく、快適な近郊列車である。椅子もどっしりしていて、JRの2階建てグリーン車よりも上と思う。Esslingenを通過する際に一瞬徐行したが、それ以外は快調な走り。S-Bahnの工場が見えるとPochingenに停車する、ここでS-Bahn Stuttgartの区間は終了だ。RegioShuttleが停車中である。
Pochingenは2分程の停車の後に出発、右にTuebingenへの路線が分かれていく。ここまでほぼ並行してきたネッカー川はここから南へ去るが、その支流であるFils川に沿って、列車は走る。次はメルクリンの町、Goeppingenである。構内にはメルクリンの広告もあり、降りたくなるが、まだ時間も早く博物館も開館していないだろう。Goeppingenを発車しても車窓には住宅地が広がっている。Stuttgartからかなり離れたが、やはりドイツにしては人口の多い地域なのだろう。外はどんよりと曇り、今にも雨が降りそうだ。ややスピードが落ちて山の中に分け入っていくとと程なく、8時45分にGeislingenに到着する。10人あまりの降車客とと共もここで下車する。
2008-08-30 10:58
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コメント(5)
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楽しく拝読しています。HUHさんは今日お書きになったルートでGeislingenに到着されたのですね。218型プッシュプルの2階建4両編成で8:45着とは、昨年10月に私が撮った、霧の中に立ち去る218型プッシュのUlm方面行き列車そのもののようです。RiG掲示板でご覧頂いた、
http://db-page.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/forum/img//434.jpg
この画像です。撮影時刻も8:41でほぼドンピシャです（笑）。
続きを楽しみにしています。
by 南那 轟 (2008-08-31 01:15)
StuttgartからLindau方面だと、てっきりそのまま（ICE-Tのルートで）南下すると思っていましたが、Ulm経由なのですね。この編成は模型で走らせても面白そうです。
続きを楽しみにしています。
by Akira (2008-08-31 13:06)
南那さん＞
やはり、そうでしたか。Stuttgart Hbfでこの編成を見たときは本当に心が高鳴りました。すっかり、この編成が好きになってしまって・・・・
Akiraさん＞
たしかにLindau行と考えると意外なルートですね。実際にはUlmまでのREがそのままLindauへ、ということのようですが。でも、この列車の編成は我々鉄道ファンには貯まりませんね。
おかげで手元には真っ赤な218形の模型が2両、という結果になってしまいました。フライシュマンですが、メルクリンのサウンド付も欲しいです。
by HUH (2008-09-02 02:31)
HUH様
偶然ですが、私も同じHoliday Innに泊まった事があります．駅の眼に前で本当に便利ですね．
Stuttgartの鉄道を巡る風景は駅の地下化と通過駅への配線変更で大幅に変わってしまうのでしょうね．
また楽しみにしております．
by 林 康紀 (2008-09-12 09:56)
林さん、こんにちは。
Holiday Innは便利で快適、レストランも美味しく、とても満足しました。
Stuttgart 21計画が完了すると、鉄道の姿は全く異なるものになりますね。地下線が多くなるのが寂しいところですが、時間短縮にはなるでしょうし、楽しみでもあります。
by HUH (2008-09-15 00:38)