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9月5日 Frankfurt→Paris [ドイツ・フランス鉄道旅行 2007]

LH711便を降り、1年ぶりのドイツに足を踏み入れる。しかし今回はこのまま接続便でParisに向かう予定である。その前に出国審査を済ませる必要があるが、ゲートから最も近い審査場は大混雑するとのことであった。そこで、スカイトレインに乗車し、ターミナルBへ向かう。ここの入国審査場は窓口が二つだけであったが、待っている人はほとんどおらず、すぐに手続きを済んだ。ショッピング街を眺めながら、再びターミナルAへ徒歩で戻る。一角では年代物のメルセデスが展示されていた。その美しさにしばらく見とれる。
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接続便までは十分な余裕がある。荷物検査で10分ほど並んだが、15時10分にはLH 4224便の出発するA12ゲートに着いてしまった。書店をのぞいたりして時間をつぶしていると、15時20分過ぎに搭乗開始となった。
LH4224便に充当されるのはB737-330 D-ABEW "Detmold"である。私は21Aという窓側の席である。8割方の座席が埋まっている。B737に搭乗するのは、幼少時の頃以来で、殆ど記憶がない。大型機とは異なる狭い機内が新鮮に感じられる。搭乗の際のざわついた空気が落ち着くと、15時50分にエンジン始動、そのままバックしていく。どうやらトーイングカーを使っていないようだ。離陸はメインの滑走路とは異なる、横向きの滑走路から行うようで、やや遠い。しかし、この滑走路からもルフトハンザのB737やエールフランスのA319が次々と飛び立ち、改めてこの空港のトラフィックの多さを見せつけられる。16時7分、滑走路に入るとそのまま一気に加速し、離陸する。視点が地上に近く、迫力があり面白い。5分程で巡航高度に達したのか、ベルトサインオフとなる。地上は厚い雲に阻まれ、殆ど見えない。
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B737はB747よりはやや揺れが大きい印象であったが、なかなか快適だ。すぐにハムを挟んだサンドイッチとチョコレートのナッツバーがサービスされる。飲み物はアルコール類もあるようであったが、今回は炭酸水にしておく。
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まだ飲み物を配り終えないうちに、16時30分頃にはエンジンが絞られ、降下を始めたようだ。カップの回収が慌ただしく行われ、ベルトサインが点灯した。雲が所々で途切れ、フランスの国土が姿を現す。高度を下げていくと、牧草地がはっきりと眺められるようになる。鉄道線を越え、やや開けてくるとParisは近い。17時定刻にシャルル・ドゴール空港に着陸する。滑走路からターミナルまではやはり遠い。遠くに引退したエールフランスのコンコルドが見える。
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エールフランスの航空機が並び、フランスに来たことを実感する。LH4224便はエールフランスとは異なり、古いCDG Terminal 1に使う。ルフトハンザのA320が駐機している横を通り、ゆっくりとスポットに到着する。Frankfurtから1時間余りの旅の終わりである。
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コメント 2

kumaことDaisaku

HUHさんこんにちは。
オールドメルセデスやお約束のコンコルドなど、鉄道が登場する前からわくわくしてしまいます。
ドイツからフランスのフライトはあっという間ですが、スナックが出るのが嬉しいですね。昨年夏に搭乗したTXL-CDGのエールフランス便ではしっかりワインとクロワッサンがサーブされました。

今回の旅日記も楽しみにしています!


by kumaことDaisaku (2008-08-14 00:03) 

HUH

kumaことDaisakuさん、書き込みを有難うございます。
飛行機のサービスもすっかり簡略化されてしまいましたが、それでも何か出ると嬉しいですよね。国内線に乗るといつも思います。

旅行記はあと1~2回はParis市内巡り編で鉄道色は薄めですが、その後は濃厚になりますので、どうぞご辛抱下さい。
by HUH (2008-08-14 21:33) 

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