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京都・大阪の旅 (1) [国内の鉄道]

大阪に来ている。新型インフルエンザで騒がしい中、予定通り開催されているイベントに出席するためである。今はホテルに戻り、明日の準備をしつつ、一休み。

昨日は仕事を済ませた後、昼過ぎに東京駅へ。構内にある「駅弁屋旨囲門」(車内販売の余りを集めて販売しているらしい)で駅弁を購入し、N700系「のぞみ」に乗車する。

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程なく発車、遅めの食事を済ませたところで、仕事の準備をする。N700系は大半の席に電源コンセントがあり、バッテリーを気にせずPCを使えるのは本当に有難い。安っぽい椅子は好きになれないが、JR東日本の新幹線に比べて足元が広く、快適である。小田原・熱海を過ぎ、新丹那トンネルを超える。残念ながら富士山の姿は見えず。しばらく居眠りし、気がついたら浜名湖。豊橋・三河安城と通過し、整備を受ける近鉄特急や名鉄が車窓に現れると名古屋である。
車内は比較的空いている。関西へ出かけるのを控える人いも少なくないのだろう。名古屋を出発し、岐阜羽島を超えると車窓の風景は山がちになる。関ヶ原を越え、京都に定刻で到着する。2時間18分の旅を終え、ここで下車する。
駅前から市バスに乗る。京都の市内交通の主役はこのバスなのだろうが、どこに行くにも渋滞し時間がかかる印象がある。25分ほどバスに揺られ、出町柳に程近いホテルにチェックインする。もう17時をかなり過ぎている。仕事は翌日朝から頑張ることにして、すぐにホテルを出発。丸太町から京阪電車に乗車する。三条で特急に乗り換え20分、枚方市で下車する。そこからバスで10分、昨年末以来、久しぶりにメルクリンショップを訪問する。

今回驚いたのは在庫の豊富さである。棚がモデルでぎっしり埋まり、それでも入りきらないとのこと。メルクリンのカタログに掲載されているモデルは出来るだけ在庫するようにしているとのことで、実際パーツ類まで含めて品揃えは素晴らしい。豊富な品揃えとレイアウトは、メルクリンの魅力を伝える最高のプレゼンテーションとなるであろう。

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目を奪われたのはMobile Visonである。同種の製品は日本にもあるが、画像ははるかに鮮明であり、しかもゴーグルの向きを変えれば車両カメラの向きも変わるなど、驚くほど凝っている。惜しむらくはノーズがどうしても入る点だが、レイアウトがあれば是非入手したくなるだろう。

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誘惑は尽きないが、複線化するためのトラックとICE用プラットホームをお願いし、枚方市から京阪でホテルに戻った。

今日は出町柳から中之島へ向かう。出町柳の駅へ行き、快速急行・出町柳行に乗車する。車両は最新鋭の3000系、上品な外観と転換クロスシートの並ぶ車内は好感が持てる。始発駅だけに空いており、運転席のすぐ後ろの特等席を確保する。車内で仕事の準備をするつもりだったが、これでは集中できるわけもない。
七条の先から地上に出る。京阪はカーブが多く、密集した街を走ったと思ったら、丘陵の横を通ったり、車窓風景は独特でなかなか面白い。

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丹波橋付近

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八幡市付近

車内はかなり混雑しているが、枚方市からは特にひどくなったようだ。時々雨がぱらつく中を快走する。寝屋川からは京阪自慢の複々線区間となる。

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京橋で淀屋橋へ向かう乗客が降り、車内はすっかり空いた。あとは各駅停車となり、地下へ潜る。

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真新しいシールドトンネルの中を、こまめに停車する。新線区間の駅は落ち着いたデザインで好感が持てる、私が時々利用する地下鉄大江戸線とは雲泥の差である。しかし、乗客は少ない、心配になるほど車内はガラガラになり、終点中之島に到着する。1時間3分の旅であった。

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