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DB Baureihe 406 / ICE 3MF (Maerklin 37786) - 4 [鉄道模型 Maerklin]

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ICE 3の大きな魅力の一つは美しい先頭部である。しかし、このような複雑な曲線で構成されたデザインを模型で美しく再現することは難しい。私はPiko、MehanoのICE 3の製品を購入したが、価格を考えるとその仕上がりには十分に満足できたのであるが、先頭部をじっくり眺めるとどうしても違和感が残った。そんな時にある模型店で展示されていたTrixのICE 3の、実車通りの美しさに我慢できず購入した。今回のメルクリンの製品でも、その時の印象は変わらない。先頭部が、どの角度から見ても破綻のなく模型に凝縮されているのは私には感動に値する。

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● 406 084-4 (28号車 / 1等車)
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●406 584-3 (21号車 / 2等車)
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両先頭車とも、車体は実車に合わせ、車端部屋上に補助空調装置が追加された。車内は実車のシート色に合わせ1等車は黒、2等車は青とされ、1等車は1+2列配置、2等車は2+2列配置と作り分けられている。もちろん、LEDの室内灯が設けられているが、ラウンジ部には室内灯がないのは残念なところである。


床下を見ると、先頭寄りの台車の集電シューが設けられている。騒音がやや大きいのが難点である。

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表記類も実車に合わせてあり、ICEロゴの横に編成番号である"4684"が記され、また側扉横には編成に付けられた都市名"Forbach-Lorraine"の紋章とロゴも入れられている。ロレーヌ地方のForbachはSaarbrueckenからフランスに入った最初の街、まさにこのICE 3MFに相応しい都市名と言えよう。他の車両も同様であるが、扉開閉用ボタンも印刷で表現されている。

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ICE 3を正面から見ると、前照灯横のフィルターが黒く、意外に目立つ。模型ではここは白のまま、モールドが彫られているのみであるが、このままではプラスチックの質感ばかり目立ってしまい、違和感が残る。そこでここに黒のエナメル塗料で墨入れした。その効果は写真の通りである。今後は、側面の扉横にあるフィルターへの墨入れも行いたい。
前照灯と室内灯と同様のLEDである。旧製品では電球で、黄色味が強く違和感があったが、今製品では実感的な良い色合いになった。

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ICE 3の前面窓は大きく見えるが、実際には上半分は日除けで覆われていることが多い。残念なのは、この部分も含め前面窓全体が透明であるため、運転室内が目立ちすぎることである。また、内壁のプラスチックの白色も隠せていない。そのうち、上半分を内側から隠そうかと考えている。また、運転士を乗せたら効果的であろう。

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実車のような連結機構がないのは仕方がないとは思うが、運転会などで16両編成で走らせればさぞ格好良いだろうとも思うところである。
最後に先頭部をアップでご覧頂こう。この角度から見れば、如何にこのICE 3の製品が素晴らしいか、ご理解頂けるかと思う。

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前照灯

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前照灯・ハイビーム

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尾灯
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