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5月21日 Frankfurt (M)→Stuttgart→Nördlingen [ドイツ鉄道旅行 2023]

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10月24日 München→Tokyo [ドイツ・イタリア鉄道旅行 2022]

 本日は帰国日である。6時に起床する予定だったが、強行軍続きで寝過ごしてしまい、6時15分にMさんに起こされる。パンとサラミとチーズで朝食を頂く。地元産というチーズが美味しい。7時にMさんとと共に出発する。真っ暗の中を歩き、最寄り駅からMünchen Hbfへ直通するREに乗車する。この列車は朝ラッシュ時間帯の速達列車で、いつも混雑するとのことである。2階建て客車5両を218形は押す編成で、定刻到着した。
 拠点駅Mühldorfでしばらく停車する。隣にはBahnland Bayern塗装の628形が停車中で撮影しておく。

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 Mühldorfを出発すると、München Ostbf.までの間の停車駅はDorfenのみである。しかし、早朝の架線トラブルの影響で、この路線の列車にかなり遅延が出ている様子である。一部は単線なので、こうなると影響が大きい。車内で搭乗便のチェックインとmySOSの手続きを済ませておく。ルフトハンザからのメールでの情報によると、飛行機はほぼ満席の予定とのこと。列車は何度も信号待ちで停車し、結局25分程遅れて、8時50分にMünchen Ostbf.に到着する。

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 空港へ行くS8はちょうど出発してしまったが、10分程で次の列車がやって来る。S-Bahn50周年の記念塗装の423形である。車内は大きな旅行カバンを持った乗客で混雑している。München Flughafenまでは30分弱、9時半過ぎに到着する。

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 ホームから地上に上がると、そこは空港のターミナル2の目の前である。荷物預け入れは自動化されており、全く待つことなく終了。スーツケースは23kg制限のところを、24kgだったが、ルフトハンザ職員はスルー。

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 飛行機に搭乗する前にさっぱりしたいので、Mさんに待ってもらって、シャワーサービスを利用。17ユーロは少し高いが、掃除が行き届いて快適であった。続いてスーパーや売店をまわってお土産を購入し、コーヒーを飲みながら一休憩。
 Mさんと別れ、11時前に制限区域に進む。お互い良い歳なのに、ちょっと目がウルっと。保安検査場は10分程で通過、最後まで見送ってくれたMさんに大きく手を振って中へ。出国審査も自動化されており、すぐに通過する。Lufthansa Worldshopで普段使うためのカバンを購入し、搭乗ゲートへ。ここまで恐ろしいくらいスムーズである。München空港はヨーロッパの空港の中でも利便性が高いとのことで評価が高いが、それも頷ける。
 時間が余ったので、出発前にスモークサーモンのサンドイッチと共に、名残のビールを一杯。11時40分に搭乗口に進むと、すでにLH714便は待機していた。機材はA350-900、D-AIXI “Dortmund“である。A350はシンガポール航空で短区間の利用経験はあるが、長距離便は初めてである。12時40分に搭乗、最後部から2列目の窓側40Aに座る。機内は見渡す限りは満席である。

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 13時に出発し、雨の中を13時11分に離陸する。



 早速、Wifiサービスを試すと、今度は無事に接続することができた。自宅へ向かうMさんから、乗ってる列車のすぐ南を飛んでるね、との連絡が来る。飛行機はここから南東へと針路を向け、ドイツを離れて、黒海上空へ。

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 トルコからアゼルバイジャンへ進んでいく。大コーカサス山脈の美しいこと、旅慣れた人は通路側を選ぶようだが、やはり旅は窓側に限ると思う。トルコ上空でWifiが一旦接続できなくなったが程なく復活する。機内サービスは飲物から始まり、まずはビールをもらう。そして食事はラビオリに、サラダ・チーズ・パン。SNSを見ていると、機内食は日本発の便が美味しくて外国発は・・・と当たり前のように書かれているのを見かけるが、羽田発の食事に比べるとこの便の方が明らかに良い。

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 日も暮れて、飛行機は中央アジアを飛んでいく。疲れたので寝ようとも思うが、なかなか眠れない。カザフスタンを通過し、モンゴルをかすめ、中国を抜けて黄海へ。到着1時間半前となり、ソウル付近を過ぎるとそろそろ日の出である。ここで朝食のサービス。飲物とチーズサンドイッチとヨーグルトのみ、コストカットもここまで来たか、と思わなくもないが、このサンドイッチが案外美味しい。朝食としてはちょうど良いのかもしれない。

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 食事が終わると、まもなく日本上空に差し掛かる。愛知県から太平洋側に出ると着陸態勢に入り、7時31分にD滑走路に着陸、ゲートには7時39分に到着、定刻より30分以上早い。それにしてもA350は静かで非常に快適、個人的には787より好みである。
 長旅を終え、ゆっくりと降機。ワクチンは4回接種済みなので検疫もすぐに通過、入国審査もスムーズで、スーツケースも待つこともなく受け取る。税関も止められることはなく、ロビーへ。ここで、わざわざ出迎えに来てくれたKさんに会い、お土産を渡す。さらに展望デッキで撮影していたAさんに車で自宅まで送ってもらい帰宅し、3年ぶりの渡欧は終わった。
 今回お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。
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10月23日 Düsseldorf→München [ドイツ・イタリア鉄道旅行 2022]

 朝6時過ぎに起床し、シャワーを浴びて朝食を済ませ、7時20分にホテルを出発する。Essen HbfでHさん親子と合流し、まずは7時50分発München Hbf行ICE 529に乗車する。列車は5分遅れで到着、どうやら先行するThalysが遅れていたようである。車両はもちろんICE 3、403形327編成”Siegen”である。

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 運転室のすぐ後ろ、1等ラウンジの最前席を予約していたが、編成の向きが変わっており、2等側が先頭であった。しかし、ラウンジは予約が入っておらず、幸いにも最前列を確保することができた。今日は前部が見えるように仕切りガラスは透明にされており、前面展望が楽しめそうだ。
 Essen Hbfを発車すると160~200km/hで軽やかに走り、Duisburg Hbf・Düsseldorf Hbfと停車する度に乗客が増えていく。

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 この列車はKöln Hbfには停車せず、ライン川対岸のKöln Messe/Deutzに停車する。これはボトルネックとなっているライン川に架かる橋梁Hohenzollernbrückeを経由することや、Köln Hbfでの方向転換を避けるための措置である。7割方の座席が埋まったところで発車する。ICE 529はICE Sprinterと呼ばれる速達列車、この後はFrankfurt (M) Flughafen Fernbf.まではノンストップである。高速新線SFS Köln-Rhein/Mainのうち、まずは改良新線区間を200km/hで走ってSiegburg/Bonnを通過すると、最高300km/hの新線区間となる。5分の遅延を取り戻すかのように列車はとばし、最前部の迫力ある展望を久しぶりに楽しむ。

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 Montabaur・Limburg Südを通過したところで、車掌が来て、ラウンジ区間はこの後スタッフ先頭にするので後方の客室に移って欲しいとのこと。少々残念ではあるが、ここまで十分に堪能できたので良しとしよう。ICE 529は遅延を取り戻し、Frankfurt (M) Flughafen Fernbf.のは定刻より1分早い9時32分に着く。

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 ここは降車・乗車とも多いが、全体としては乗客が増えたようで、大半の席が埋まり、立客もみられるようになった。ここで混雑をかき分けて食堂車に移動する。ICE 3のうち、403形はリニューアル工事が進められており、既に現存の49編成中40編成以上が更新済み。工事の特徴の一つは、本格的なBordRestaurantとされている点である。この列車も更新済みであり、まだ午前とあって無事に食堂車に席を確保することができた。その間に列車はFrankfurt (M)市内をゆっくり走行し、Frankfurt (M) Hbfに到着した。

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 ここで現地の交通機関で働く知人のSさんが合流。4人でさらに旅を続けることにする。まだ午前であるが、Currywurstに白ワインで乾杯。これもまた、ドイツ鉄道の旅の楽しみである。

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 方向転換してFrankfurt (M) Hbfを発車した列車は東へと針路を向ける。Hanauの駅構内には、2022年12月デビュー予定の408形ICE 3neoが停車していた。

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 鉄道に関する話題で盛り上がるうちに列車はAschaffenburgに停車、この辺りは在来線区間で、ICEといえどもゆっくりと走る。高速新線SFS Hannover - Würzburgに入ると、250km/hまでスピードを上げる。まもなく、11時過ぎにWürzburg Hbfに到着する。

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 ホームに親友のMさんが待っている。DB運転士の彼とは、ドイツに住んでいた頃にSNSでやり取りをしたのが最初の出会いであった。その後何度か会うようになり、帰国後も、私の拙いドイツ語で頻繁に連絡している。実際に会うのは3年ぶりである。
 5人になったところで、11時37分発のStuttagart Hbf行RE 8に乗車する。運行を担当するのはGoAheadで、車両はStadler製のFlirt 3である。途中、工事の影響で遅れたが、美しい丘陵地を走り、30分程でLaudaに着く。

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 Laudaにわざわざ来た目的は、駅から歩いて5分ほどの場所に保存されている50形蒸機を見ることである。50形は3000両以上が製作された貨物用蒸気機関車で、軸重を軽減して支線にも入線可能であり、前後進とも最高80km/h走行が可能である。第二次世界大戦の際に大量に製作された機関車は装備が簡略化されたÜbergangskriegslokomotive ÜK型とされ、これが6000両以上増備された52形のベースとなった。Laudaに展示されている052 908-1 (元50 2908)もÜK型に含まれ、運転室前寄りの側窓がない点が特徴である。戦後、テンダーに車掌室が追設され、西ドイツにおける蒸気機関車の定期運用が消失した1977年まで活躍した後、ここLaudaで保存されている。ちょうど逆光になったのは残念であったが、50形の一形態を記録できたのは収穫であった。

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 Lauda駅から12時50分発のRE 8でWürzburg Hbfに戻る。

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 駅で買い物をし、行きかう列車を撮影する。

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 Sさんと別れて、14時04分発München Hbf行ICE 625に乗車する。車両は再びICE 3 (403形)を2編成併結した16両編成である。

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 定刻に発車し、途中Nürnberg Hbfに停車する。構内には虹色帯のICE 3 (314編成)や緑帯のICE 4が停車している。

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 Nürnberg Hbfを出発すると高速新線に入り、300 km/hで走る。Ingolstadtから先は最高200 km/hの在来線区間となる。最後の最後に信号待ちがあり、München Hbfには3分遅れて16時10分に到着する。遅延が問題になっているDBであるが、路線によって遅延の程度にはかなり差があり、このICE-Linie 41 Dortmund/Essen-Frankfurt(M)-Würzburg-Münchenは比較的遅延が少ないと聞く。実際、ほぼ定刻であった。

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 プラハまではるばるバスで戻るHさん親子と別れ、スーパーに立ち寄った後、ホームで少し撮影する。

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 Mさんと17時07分発Mülhdorf行RB 40に乗車する。Bayern州の東の拠点、Mülhdorfへの路線ということで、大半の列車245形ディーゼル機関車と2階建て客車を連結した編成で運転されているは、本日は2階建て客車4両に218形が連結された編成である。

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 力強いエンジン音を響かせて定刻に発車、München Ostbahnhofを過ぎて郊外に出る。

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 美しいBayernの田園風景が楽しめるが、間もなく日が暮れる。工事の影響もあり、列車は次第に遅れていく。Mさんの解説では、Mülhdorf拠点のSüdostbayernbahnで、München-Mülhdorfは最大の幹線であるが、一部単線区間もあり、線路用量の問題で遅延が多いとのことである。また、218形は245形と2階建て客車4両であれば問題なく同じダイヤで走ることが可能だが、5両になると運転にコツがいるのだとか。プロの解説付きで列車に乗るのは楽しいものである。結局Mülhdorfには20分遅れで着く。

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 628形が接続を待っており、無事に乗り換える。降車した駅から歩いて10分程でMさんの自宅に到着、ここで一泊お世話になる。夕食は近くのレストランでシュニッツェルと山盛りフライドポテト。

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 犬や猫2匹に囲まれながら、コレクションを拝見する。Mさんのパートナーも熱心な鉄道模型ファン、Nゲージを楽しむ彼女は、自慢のドイツ型と日本型の2つのレイアウト見せてくれた。ドイツ型レイアウトは精巧そのものである。日本型レイアウトはまだ製作中だが、機関車が好きとのことで、EF65・EF65などが何台も並んでおり、お土産のEF510も喜んでもらえた。MさんもHOレイアウトを製作中である。さらに家中に鉄道模型が展示されていた。

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10月22日 Bielefelder Rundfahrten mit Dampflok 78 468 [ドイツ・イタリア鉄道旅行 2022]

 朝5時半前に起床し、6時にホテルを出る。外はまだ真っ暗で寒い。Essen HbfからKöln Hbf発Berlin Ostbahnhof行のICE 843に乗車する。車両はICE 4の7両編成で、定刻の6時19分から5分遅れで出発する。

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 1等席は大半の座席が予約でかなり埋まっていたが、目的地のBielefeldから先を予約されている座席を見つけて、無事に着席できた。ICE 4の座席は当初は評判が悪かったが、これは改良タイプで、座り心地はかなり良くなっている。200km/hで快調に走り、揺れも少ない。

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 Dortmund Hbfまでは順調に走っていたが、本来停車駅でないKamenで足止めされ、後続のREに抜かれてしまう。どうやら、次のHamm(Westf.) Hbfで連結する予定の、Köln Hbf発Wuppertal・Hagen経由のICE 853がかなり遅延しているようで、時間調整を強いられているようだ。しばらく停車して発車、Hamm Hbfで前方にICE 853が連絡されたが、結局25分程の遅れになった。Bielefeld Hbfに到着したのは8時過ぎであった。

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 ここで、鉄道ライターとして様々なメディアで大活躍している友人のHさんとその息子さんと合流する。元々はBielefeld-Brackwerdeに移動して、夜行高速バスFlixbusでやってくるお二人と落ち合う予定であったが、ICEが遅れたのでBielefeld Hbfでの待ち合わせに変更してもらったのである。すぐに二人が乗った列車が到着し、まずは駅から10分程歩いてレンタカーを借り、Hさんの運転でBielefeld Hbfに戻る。
 9時前にホームに上がると、すでに目的の列車は到着済み。愛好者団体Bielefelder Eisenbahnfreunde e.V.による、蒸気機関車78 468が牽引するBielefelder Rundfahrtenの特別列車である。炭庫側を先頭に発車を待っており、多くのファンや家族連れが写真を撮っている。

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 78形は元々プロイセン国鉄が開発したT 18形タンク式蒸気機関車である。造船で有名なVulkan Stettin社により1912年に登場した。当初はBerlinとスウェーデンを結ぶ当時の国際ルールの途中にあったリューゲン島のフェリーターミナルを結ぶ短距離急行用に開発され、最大の特徴は2’C2’という前後対称の軸配置で、前進時・後進時とも同等の走行性を有し、最高速度も100km/hと当時としては俊足であった。最終的には544両が製作され、ドイツ中で主に旅客列車に活躍した。一部はプッシュプル運転にも対応したことが特筆される。東ドイツでは1972年、西ドイツでは1974年までの長きに渡って使用され、ドイツでは非常に人気がある蒸気機関車である。私はこの78形の存在を見逃しており、ドイツ在住時も存在は知っていたものに、DB Museum Nürnbergの静態保存機を撮った程度であった。帰国後、メルクリンの新製品が気になって色々と調べるうちに、私の馴染みのある地域で長らく活躍した名機であることを知り、いつかはじっくりと撮影したいと思っていた。
 78 468は1923年にHenschel社で製作され、戦前はBw Gleiwitz、戦後はBw Hagen-Eckesey、さらにBw Wuppertal-Vohwinkelとルール地方で活躍し、1966年にBw Hamburg-Altonaに移って、1969年4月に廃車された。その後は静態保存されていたが、1997年に再整備されて動態となり、現在はEisenbahn-Tradition e.V.によって保存されている。まもなく100歳を迎える機関車だが、元気一杯で特別列車の牽引に用いられている。今回、運よく日程が合い、この78 468の牽引する列車に乗る機会に恵まれた。
 本日はBielefeld Hbf – Herford – Altenbeken – Paderborn Hbf – Bielefeld Hbfを午前・午後でそれぞれ1周する予定で、HerfordとPaderborn Hbfで方向転換する。私は午前・午後便ともチケットを買ってあったので、Hさん親子と一旦別れ、Herfordまで乗車する。客車はDBのUmbauwagenである。発車すると、ICEも通る本線上を走る。最高90km/hとなかなかの快走ぶり。保存蒸機でこの運転は素晴らしい。

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 Herfordで機関車の付け替えるため、入れ替え作業を撮影する。

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 ここでHさんと再度合流しする。レンタカーで出発。Autobahnも通って、Sylbach駅までは20分ほどで到着。到着後、程なく踏切が鳴り出す。慌てて走り、やって来た列車を何とか撮影する。

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 今度はAltenbekenを目指す。気持ちの良い田舎道を走り、1時間ほどで目的地に到着する。ここは Altenbekenの西、Kleiner Viaduktと呼ばれる高架橋の袂にある有名撮影地、数人のファンが撮影に集まっていたが、落ち着いた雰囲気である。通過する列車を撮影しつつ、78形が来るのを待つ。ただ、雲の流れが速く、光線の具合が刻々と変化する。予想以上に速いスピードで列車が通過していった時、機関車が雲の影に入ってしまったのは残念。

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 撮影を終えて、まずはAltenbekenの町に向かう。ここには貨物用蒸気機関車44形の044 389-5が静態保存されている。昨年レストア工事を受け、状態は非常に良い。ドイツを代表する貨物機の迫力は格別で、大好きな蒸機をじっくり眺める。

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 再びHさんの運転で13時過ぎにはBielefeld市内に戻り、ガソリンを入れて車を返却し、電器店SATURNでSDカードを買い、駅前のパン屋に入って、簡単に昼食を済ませる。再びBielefeld Hbfに行き、ICE 2など行き来する列車を撮影する。

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 14時50分過ぎに客車を先頭に78 468が押す列車が入線して来る。

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 今度はこの列車に乗って楽しむ。1928年製急行客車ABC4ü-29の3等席に乗車する。午前よりは遅い速度で列車はHerfordへ。ここで再び機関車の入れ替えを撮影する。



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 機関車の付け替えを終え、列車は間もなく発車、今度は南へと向かう。久しぶりの煤浴びは最高である車内は家族連れが多く、老若男女とも楽しそうで賑やか。売店もあり、軽食や飲み物を販売している。最高80km/hほどでLage・Detmoldと停車しながら列車は単線ローカル線を進む。Bielefelder Eisenbahnfreunde e.V.の係員も日本にも蒸気機関車は走ってるの?などと話しかけてきて、和やかな雰囲気である。



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 AltenbekenでHさん親子を残して私は下車、ここで発車シーンを撮影する。

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 続いて、後続のRBに乗車して、Paderborn Hbfへ。到着したら、ちょうど78 468の付け替え作業が行われており、Hさん親子とも再合流する、元の計画では終点のBielefeldまで乗車予定であったが、Essenに帰るのが遅くなるため、ここPaderbornで蒸機列車の旅を終えることとし、楽しかった78形の旅を終える。
 17時51分発Hamm(Westf) Hbf行RBに乗車する。Hammまでは1時間弱の旅、LippstadtやSoestなどで乗降も多く、乗車率は高い。18時44分にHamm Hbfに到着、ここからはDüsseldorf Hb行ICE 846に乗車する。車両は朝と同じくICE 4の7両編成で、ここでKöln行と分割する。車内は大半の座席が埋まっていたが、幸いにもテーブル付きの向かい合わせの4人席を確保することができた。このICEは珍しく定時運行、19時35分にEssen Hbfに到着する。

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 U-Bahnに乗ってEssenの南の繁華街、Rüttenscheider Sternに近いビアレストランWIRTSHAUS RÜへ。料理が出てくるまで1時間半近く待たされたが、ビールとシュニッツェルを堪能することができた。再びU-Bahnに乗り、友人親子と別れてホテルへ戻り、一日を終えた。
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