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旅の準備 [ドイツ鉄道旅行 2011]

 パスポート、変圧器、変化用プラグ、デジタルカメラの予備バッテリー、三脚、こんなものを用意しているということは海外に出るということである。それにトーマスクック時刻表、ユーレールセレクトパス、ドイツ鉄道地図帳 (Eisenbahnatlas Deutscheland)、DBの動力車配置表 (DB Lokomotiven und Triebwagen)、さらにDBのホームページでダウンロードしたKoeln HbfやDuisburg Hbf等の発着案内が加わると、もはや行先は一つしか考えられない。

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 というわけで、弾丸ツアーは海はおろか、シベリアをも超えることになったのである。といっても、連休を利用して無理矢理行くので、現地では実質2日間の強行日程である。もちろん、ゆっくりと行きたいのは山々であるが、夏以降はさらに忙しくなりそうで、カレンダーを何回眺めても、今年ドイツに行くとしたら、この日程しか考えられないと判断した。
 せっかくの機会なので、LufthansaのA380でヨーロッパへ飛びたいところだが、今回はそのような余裕はなく、往路は成田空港21時55分発のエールフランス AF277便、復路は羽田着6時55分のAF282便 (JAL運航)を利用する予定である。このような、深夜早朝の選択肢があったが故に、3年半ぶりの渡独が実現したにだから、利用客としては有難い限りである。
 
 私は基本的に欲張りな性格である。したがって、旅行計画を立てるとなると、あれもこれも、と大変なことになるのだが、今回は時間が本当にないので、コンサートもオペラもサッカーも鉄道模型も全て諦め、鉄道(実車)とビールを楽しむことに集中しようと思う。それでも、あれに乗りたい、これを撮りたいで、計画は何回も修正を加えることとなった。(その作業がまた楽しいのだが)
 ドイツで心配なのは鉄道の遅延である。実際、ドイツ鉄道の遅延ぶりは、日本の新聞でも「信頼失墜」と取り上げられたほどである(最近のことでもなし、今更という気もするが)。もちろん、ドイツ鉄道の遅延は折り込み済み、いつも30分くらいは遅れる前提で計画を立てるようにしている。もし、列車が遅れたとしても、ドイツ鉄道をこよなく愛する我々としては、少しでも長い時間ドイツの列車に揺られることは喜びである。逆に時間通りに列車が走って時間が余ったとしても、列車の写真を撮っても良いし、構内でビールを飲んでも、買い物をしても、あるいは駅前を散歩しても、時間のつぶし方はいくらでもある。ただ、帰れなくなるようなリスクは冒さないにせよ、少しでも楽しみが増えるよう盛りだくさんな計画を立てているため一部の予定がタイトになっており、列車の遅延はそのまま楽しみが奪われることに直結する。そんなドイツ鉄道の定時運行の大敵は大雪であるが、週間予報を見る限りで、金曜は晴れ時々曇り、土曜は曇り時々雨、幸いにもそれ程寒くはないようだし、今のところは何とかなりそうである。
 今回の旅の拠点はケルンである。以前、ここで紹介した”RailCologne”を見て以来、私にとって、ケルンは歴史も鉄道もある憧れの街となった。そんなケルンをどうしても体感したいのである。

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 金曜朝にパリに到着後、マンハイム経由でICEを乗り継ぎ、ケルンには昼には到着する。ケルンからは今回の旅のハイライト、とびっきりの「乗り鉄」をエッセンまで楽しみ、その後はデュッセルドルフ近郊で撮影、街に出てアルトビアを楽しんだ後、再び乗り鉄を楽しんでコブレンツ泊。翌日はケルン周辺で撮影した後、ブリュッセル経由でパリへ出て宿泊、帰国便に乗るという流れである。今は撮影時間に通過する予定の列車や形式を調べているが、そんな作業が旅への期待をますます高めてるのである。
 RiG鉄道周遊記でも旅の様子を詳細に報告したい。
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