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夏休みの計画 [紀伊半島 鉄道旅行 2008]

2006年・2007年は1週間の夏休みを利用して、ドイツ鉄道を満喫したが、今年は8月21日・22日の2日間。ヨーロッパはおろか海外は到底無理なので、国内で楽しむことにした。4月に友人の結婚式で初めて行って以来北海道に魅力を感じており、北海道旅行も考えたが、結局紀伊半島をめずすこととした。

私は1999年から2005年までの大学の6年間を三重県で過ごした。普段は自転車を利用していたが、実習やアルバイト、あるいは日帰り旅行などで近鉄やJRをよく利用した。三重を離れてまだ3年半しか経っていないが、私にとっては特別な思い入れのある場所である。とはいえ、旅の動機はそれほど美しくない・・・・。


(1) 近鉄に乗りたい
中学時代に修学旅行で近鉄を利用したし、その後も近鉄京都線を利用したことはあったが、関東に住んでいた私にとって近鉄は縁遠い存在であった。1999年2月に近鉄名古屋線を利用した時、すっかり惚れ込んだのが急行用5200系電車である。3扉転換クロスシートを装備した快適な車内、そして私好みの大人しいながらも精悍な外観。名古屋線の急行の過半数に5200系が使われることもあり、6年間この車両が使われる急行をわざわざ選んで利用してた。
最近になって、この5200系電車のNゲージ模型が発売されるとの発表があり、久しぶりに堪能したくなった。(5200系についてはいずれ改めて紹介しようと思う。)
kintetsu5200_21.jpg

5200系だけでなく、あの見事な特急サービス(拠点駅でのきめ細やかで正確な接続は感心するばかり)、宇治山田~鳥羽の神宮林、鳥羽~賢島の海などの車窓風景、そして大阪線の二つの峠越えでの高速走行、、、、近鉄は他の鉄道にない魅力に溢れている。久しぶりの近鉄、楽しみだ。


(2) 紀勢本線の美しい車窓を再び
2003年だったか、実習のため熊野に10日間ほど滞在した。往路はワイドビュー南紀の展望席を予約し、紀勢本線沿線の光景を楽しんだが、特に荷坂峠は忘れられない。降っていた雨は今まさに上がろうとし、遠くには晴れ間がのぞいていた。線路は幾重にも連なる山々に吸い込まれ、その先には紀伊長島の町と海が広がっていた。私の中の不動の車窓ベスト1は、このときのものだ。


(3) めはり寿司
三重での生活で最も感動した食べ物が、めはり寿司だった。素朴ながらも本当に美味しかった。


(4) 熊野
古の人々は難路を越え熊野を目指した。熊野はいわば日本の聖地、厳かで深遠な空気に包まれた熊野には人をひきつけてやまない不思議な魅力に溢れている。もう一度、あの空気を吸いたい、2日間の旅行で熊野まで足を延ばすのは大変だが、今回の旅行には日程に少し無理をして組み入れた。


(5) 海産物
伊勢・志摩といえば、やはり海産物。めはり寿司は本当に美味しいけど、こちらも楽しみたい。というわけで、色々と下調べ中だ。


(6) 500系のぞみ
鉄道車両が一番魅力的なのは、全盛期、その車両が何も珍しいことなく当たり前に走っている時だと思う。そういう意味では廃車間近のフィーバーはむしろ憐れに感じられて、興味がわかない。
私は100系新幹線が好きだったが、100系「ひかり」が東京駅にずらっと並んだ光景を知る者にとって、山陽新幹線「こだま」で4~6両で走る姿は、素晴らしい記憶を損ねる気がして、見に行く気が起らない。
500系はもはや全盛期には程遠い。そしていよいよ今年度で東京から、そして「のぞみ」から撤退。今回が500系「のぞみ」を体感できる最後の機会となるであろう。


あとは待つばかり・・・・その前に仕事がたっぷり。。。。
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