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ドイツ・オーストリアを巡った11月 (1) [ドイツ鉄道旅行 2017]

 私事であるが、昨年ドイツに来る直前に妻と入籍したものの、結婚式も何もしないままであったので、家族を中心にささやかなパーティーを開いた。その前後に妻の両親、さらに私の両親とドイツやオーストリアを旅行した。私達だけでなかった上、荷物も多かったので、鉄道利用は比較的少なく、写真もあまり撮らなかったが、記録に留めておきたいと思う。

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 10月30日、Düsseldorf Hbf を8時22分に出発するICE 529に乗った。今回はICE 3の1等コンパートメントを予約しておいた。日本では少ないコンパートメントに妻の両親も喜んでいる。ICE 3の上質なインテリアデザインも高評価のようだ。妻の用意したおにぎりで朝食、次の停車駅Köln Messe/Deutzへは20分で到着する。
 ここで一旦下車し、歩いてライン川岸へ行き、大聖堂を眺める。

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 ライン川を渡り、大聖堂を見た後は買い物に付き合う。オーディオコロンをお土産にするとのことだ。10時15分にKöln Hbfに行くと、Bruxelles Midi発のICE 13は既に発車を待っていた。10時26分定刻に発車した列車は高速新線を順調に飛ばし、Frankfurt(M) Flughafen Fernbf.までノンストップで快走する。マイン川を渡り、Frankfurt(M) Hbfには11時30分に到着する。

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 妻の希望で市内の日本料理店で昼食を摂った後は、U-Bahnとトラムを乗り継いでStädelmuseumへ。しかし、何故か人手がないと思ったら休館日だった。仕方がないので歩いてFrankfurt(M) Hbfに乗り、S-Bahnに乗る。Mainz Hbfまでは40分弱の道のりである。
 Mainzではバスでザンクト・シュテファン教会へ。ここはシャガールによる青いステンドガラスで有名。ちょうどパイプオルガンを演奏していた。マインツ中央駅に戻り、REに乗車、20分でBingen Hbfに着く。ここから少しだけタクシーに乗り、船着き場へ。ここから渡り船に乗り、対岸のRüdesheimへ。ちょうど夕暮れ時で、ライン川の景色が美しい。

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 本日の宿、Hotel Zum Bärenにチェックインし、近くのレストランで夕食。地元の美味しいワインを3本開け、楽しい晩餐となった。
 10月31日は朝食をゆっくり済ませ、リフトで展望台へ。曇りでやや寒かったが、壮大なライン川の光景は何度見ても素晴らしい。

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 ホテルで荷物をピックアップし、駅へ。Frankfurt(M) Hbf行のローカル列車はVIAによる運行。途中Wiesbadenで方向転換し、1時間15分程でWiesbaden Hbfに着く。トラムに乗り、再びStädelmuseumへ。行列ができていたが20分程で入場、残念ながらフェルメールの「地理学者」は貸し出し中であったが、1時間ほどで様々な絵画を鑑賞することができた。中央駅に戻ると、ちょうどリンゴ酒電車が姿を現したので撮影。

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 構内で軽食を調達しFrakfurt(M) Hbfに戻り、14時25分発のREに乗車、30分強でMainz Hbfに着く。しばらく待つと定刻より5分程遅れてEB 8が姿を現した。Zürich発Hamburg行の長距離列車で、101形がSBB客車を牽引する編成である。1等のうちの1両はパノラマ客車、運よくその中に空席があった。
Koblenzまでの約50分、大きな展望窓から眺めるダイナミックなライン川の光景には感嘆するほかない。妻の両親も喜んでいるようだ。

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 Koblenzからは工事でも行っているのか、ライン川左岸から右岸へ渡り、Bonn Hbf・Köln Hbfを経由せず、Bonn-BeuelとKöln Messe/Deutzと停車し、17時30分過ぎにDüsseldorf Hbfに到着した。近くのレストランで美味しい中華料理を味わい、楽しい旅行を終えた。
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Gut

HUHさん、新婚さんだったんですね。
今さらですがご結婚おめでとうございます。

最初の画像のICE3は連結器カバーが片方赤ライン入っていませんね。こういうところが日本との違いだと思います。
日本では発見できない現地レポートの貴重な記録です。
by Gut (2017-12-03 19:27) 

HUH

Gutさん
有難うございます。お恥ずかしながら、四十路間近で何とか、という次第です。
ICE 3は赤帯が一部欠けていたり、連結器カバーが開けっ放しで走っていたり・・・・遅れも多いし、何かといい加減と言うか、緩いというか・・・・。でも、そんなものと思っていると肩の力を抜いて楽しめると思います。というわけで、ドイツ鉄道が好きなのです。
by HUH (2017-12-04 06:39) 

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