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Baureihe 420 als S68 und n-Wagen als RB 35 [デュッセルドルフ報告]

Seit ein Monat wohne ich in Düsseldorf. Danach fahre ich jeden Tag mit Deutsche Bahn oder Rheinbahn. Ich will Sie hier aus meiner Erfahrung über die Eisenbahn in Düsseldorf berichten. Das heutige Thema ist Baureihe 420 und n-Wagen der Bundesbahn.

 7月上旬からDüsseldorfでの生活を始めた。1年半前から海外に出る機会をうかがい、その念願がかなったわけであるが、春以降はプライベートでも仕事でも忙しくなり、まともに準備をしないままドイツに来ることとなった。ドイツでの新しい生活は慣れないことも多かったが、少しずつ落ち着きつつある。
 Düsseldorfでは毎日のようにDBや地域交通を担うRheinbahnを利用しており、さらに今のところは気軽な独り身ということもあり、空き時間には遠出もしている。せっかくなので、備忘録として、当地の鉄道で印象的だった点や、旅の記録を残していきたい。

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 今日は西ドイツ国鉄Deutsche Bundesbahn時代に活躍した2種類の車両について触れたい。ドイツの空の玄関口といえば、やはりフランクフルト空港である。フランクフルト空港には1999年にFernbahnhof長距離駅が誕生し多くのICEやICが発着しているが、それまではターミナル1の地下に設けられたRegionalbahnhofのみしく、大抵の旅行客はS-Bahnでフランクフルト市街へアクセスしていた。そんな旅行客にとって、最初に出会うドイツ鉄道の車両と言えば、S-Bahn用電車の420形であった。
 420形は実に480編成が制作され、München、Frankfurt M、Stuttgart、およびRhein-Ruhrルール地方のS-Bahnで広く活躍してきたが、1999年から新型電車への置き換えが開始された。さらに地域輸送においてDBが多くの路線で民間運行会社に路線運行権を奪われたこともあり、420形の廃車が進んだ。現在はFrankfurt MとStuttgart地区には運用はないが、一度撤退したはずのMünchen・Düsseldorf・Kölnには車齢の若い車両が集められ、ラッシュ時を中心に運用についている。
 S-Bahn Rhein-RuhrDüsseldorfには30編成以上が配置され、Wuppertal-Vohwinkel – Düsseldorf Hbf – Langenfeldを結ぶS68系統に投入されている。S68は平日の朝晩しか運行されないラッシュ用の運行系統であり、大半の列車はは420形を2編成併結して運転されているが、S-Bahn用客車x-Wagenと143形電機により運行される列車も存在する。

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 私も仕事の帰りに何度か乗車する機会に恵まれた。比較的新しい車両が多く、使用される機会も限定されているためか、DBの近郊用車両としては比較的きれいに保たれているように思うが、空調のないこともあり、時には独特の異臭が漂うこともある。とはいえ、インバータ車両ばかりの昨今において、昔ながらのS-Bahnの雰囲気を味わえる420形は貴重な存在である。Nordrhein-Westfalen州は数年後には近郊輸送体系が刷新される予定で、420形の引退もそう遠くない。それまで、最後の活躍を見守りたいものである。

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 ヨーロッパの鉄道といえば客車列車のイメージが強いが、ドイツ鉄道の地域輸送用車両は電車や気動車が幅を利かせており、増備が続く2階建て客車を除けば、客車列車を見る機会はかなり少なくなった。
Deutsche Bundesbahnが地域輸送用に5000両以上製作した客車n-Wagen (いわゆるSilberling客車)は長らくドイツ鉄道の地域輸送において中心的な役割を果たしていたが、現在は1000両を切っている。そんなn-Wagenだが、朝晩にDüsseldorf Hbfで何度か見かけて気になり調べたところ、RB 35系統Emmerich - Wesel – Oberhausen – Duisburg (– Düsseldorf – Köln)にラッシュ時を中心に使用されることが分かった。
そこで、Düsseldorf Hbf 18時25分発のRB 30538でWeselまで乗車した。

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 18時15分に7番線に入線してきた列車は、制御客車を先頭に客車3両を最後尾から111形が押す編成であった。夕方のラッシュ時間帯ということで2等は立客も出て、1等も大半の席が埋まった状態で発車した列車はDüsseldorf Flughafen停車を経て、Duisburg Hbfへ。最高気温34度という暑い日、冷房のない客車内にいると汗が噴き出すが、最高140km/hで快走すると車内にも気持ちの良い風が入ってくる。走行音も揺れも如何にも客車列車らしい雰囲気で、それを体感するだけでも楽しい。
 Duisburg Hbfでも乗車が多かったが、Oberhausen Hbf以降は停車するたびに乗客が降り、次第に車内は空いてくる。Weselにはやや遅れて18時20分過ぎに到着。本来であればこの列車はオランダ国境に近いEmmerichまで行くが、工事の関係で当面はWesel止まりとなっている。

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 WeselからDuisburgへ戻るために乗車した19時43分発RB 30555も111形とn-Wagenにより運行されていた。ラッシュと逆方向ということもあり、車内はガラガラ、周囲の窓を全開にして、如何にも客車列車らしい走りを存分に楽しみながらDuisburg向かった。右手の車窓には美しい夕日、それはまるでn-Wagenの今後を暗示するかのようであった。いくつかの地域でn-Wagenはまだ活躍している。今のうちにBundesbahn時代をほうふつとさせる客車列車の旅を楽しまれたは如何だろうか。

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 なお。今回ローカル客車の旅を存分に楽しむことができたが、すでに触れた通り工事の関係でRB 35は9月まで臨時ダイヤが組まれており、通常ダイヤに戻った際にはn-Wagenの運用が変わる可能性があるので注意していただきたい。ただし、RB 30538は少なくとも12月ダイヤ改正まではn-Wagenの運用が続くものと思われる。

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Ich habe mich heute an die Reise mit n-Wagen als RB 35 gefreut. Der schöne Sonnenuntengang sieht mir wie das Leben der n-Wagen aus.
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masato-marklin

鉄分だいぶ補給してますね。(^-^)/
by masato-marklin (2016-08-26 07:13) 

HUH

的確な鉄分補給は生存に欠かせませんので!
by HUH (2016-10-10 23:23) 

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