ICE 25周年 [ドイツ鉄道 列車]
1991年6月2日5時53分、ICEの営業初列車がHamburg-Altonaを発車した。そして今日、ICEは25周年の記念日を迎えた。この25年間で、ICEはドイツ全土、さらに周辺各国にネットワークを広げ、今日ICEはドイツの長距離鉄道輸送において中心的な役割を果たしている。
25年間で変わらないのは、このICE 1の存在である。今なお健在、ドイツの南北を結ぶ幹線やスイス直通列車に活躍している。しかし、2017年に営業開始予定のICE 4の試運転が開始されており、置き換えられる日もそう遠くはない。
2編成併結運転が可能なICE 2は、編成の一方のみに動力車が存在することで運用上の制約が多く、やや中途半端な存在になったが、首都ベルリンと産業の中心であるルール地方を結ぶ路線では主役である。
自慢の振子装置はもはや使用されていないが、ドイツ東部やオーストリア直通列車の主役といえばICE-T。
動力分散式を採用し、デザイン面においても、ICEの完成形となったICE 3。
ICE 3の改良形である407形Velaro Dはフランス直通列車を中心に活躍中。
2017年12月にはICE 4の営業運転を開始する予定である。ニュルンベルク・エアフルト間、シュツットガルト・ヴェントリンゲン間などで高速新線の建設も進められている。ドイツの高速鉄道網の更なる発展に期待したい。そして、今後もドイツの車窓を肴に、ICEの旅を楽しみたいと思う。
25年間で変わらないのは、このICE 1の存在である。今なお健在、ドイツの南北を結ぶ幹線やスイス直通列車に活躍している。しかし、2017年に営業開始予定のICE 4の試運転が開始されており、置き換えられる日もそう遠くはない。
2編成併結運転が可能なICE 2は、編成の一方のみに動力車が存在することで運用上の制約が多く、やや中途半端な存在になったが、首都ベルリンと産業の中心であるルール地方を結ぶ路線では主役である。
自慢の振子装置はもはや使用されていないが、ドイツ東部やオーストリア直通列車の主役といえばICE-T。
動力分散式を採用し、デザイン面においても、ICEの完成形となったICE 3。
ICE 3の改良形である407形Velaro Dはフランス直通列車を中心に活躍中。
2017年12月にはICE 4の営業運転を開始する予定である。ニュルンベルク・エアフルト間、シュツットガルト・ヴェントリンゲン間などで高速新線の建設も進められている。ドイツの高速鉄道網の更なる発展に期待したい。そして、今後もドイツの車窓を肴に、ICEの旅を楽しみたいと思う。
2016-06-02 23:58
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コメント(3)
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HUHさん
ICE-TDは仲間外れ?
by masato-marklin (2016-06-03 07:39)
ICE-METも仲間はずれ?
「ICEの完成形となったICE 3」何やら403で頂点に達して以後は…
ドイツ語には「Verschlimmbesserung」という奥深い単語があります。
by hikari (2016-06-03 18:28)
masato-marklinさん
ご指摘を有難うございます。ビール、ワインと飲みながら書くと、こんなことになりますね。わざわざ乗りに行ったのに、存在を完全に失念しておりました。
hikariさん
ICE-METは模型まで買ったのに、こちらも完全に失念していました。
Verschlimmbesserung。確かに安全規定の変更などの拝見はあるんでしょうが、この言葉の通りかもしれません。
by HUH (2016-06-04 13:03)