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8月1日 Essen - Angermund - Köln - Düsseldorf [ドイツ・オーストリア鉄道旅行 2013]

 Essen Hbfに戻り、コインロッカーからスーツケースを取り出して、ホームに上がる。DuisburgまではICEでもREでも殆ど所要時間は変わらないが、ちょうどホームに停車していたDortmund Hbf発München Hbf行ICE 721に乗車することができた。編成はICE 3 (403形、Tz 319 “Duisburg”)である。13時53分定刻に発車する。車内はすいており、適当に1等車に座る。Mülheim Hbfを通過し、Oberhausenからの路線が合流して、14時05分にDuisburg Hbfに到着する。観光に向かう友人と一旦ここで分かれ、別行動をとることとし、私はICE 721を降りる。

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 コインロッカーでスーツケースを預けて、昼食にケバブサンドを購入する。トルコ移民の多いドイツはケバブ屋の数も多く、味もボリュームも良い。続いて、14時25分発のS-Bahn S1系統Solingen行に乗車し、5駅目のAngermundで降りる。Angermundまでは所要時間12分である。ここはS-Bahnホームから複々線区間を走行する列車を撮影できる。貨物列車は殆ど通らず車両のバリエションは限られるが、ICEやICを手軽に撮影するには良く、昨年も訪れた場所である。暑いがしばらく撮影を楽しむことにする。

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RE

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ICE 3M

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ICE 2

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Eurobahn ET 7.05

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ICE 3

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ICE 3

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ICE 2

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ICE 3

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ICE 3

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 撮影を切り上げて16時22分発のDortmund Hbf行S-BahnでDuisburg Hbfへ戻る。Duisburgはライン川とルール川が合流する地点にあり、世界有数の河港を持つ都市であり、貨物輸送の一大拠点で専用線も多いが、Duiburg Hbfと貨物ターミナルは離れた位置にあり、貨物列車の姿はほとんど見られない。
 コインロッカーからスーツケースを取り出し、ホームに戻るとICE 548に間に合った。ICE 548はBerlin Hbf発Düssldof Hbf行でICE 2の2編成併結 (Tz 219 “Hagen” + Tz 224 “Saalfeld (Saale)”)で運転されている。ICE 2は全44編成のリニューアルが終了したばかり、内装はICE 1のリニューアル車と似ているが、座席が改良されている他、車両中央部にディスプレイが設置されている。食堂車BordRestaurantも健在なのは嬉しいところである。車内は終点が近いためガラガラ、せっかくなので車内の写真を撮って回る。
 定刻の16時49分発に発車した列車は一路南へ走り、先程まで写真を撮っていたAngermundを通過して、16時57分に空港に接続するDüsseldorf Flughafenに到着する。停車している間に、Emden発Köln Hbf行IC 2336が脇を追い越していく。ICに抜かれるICEとは珍しいシチュエーションである。本来であれば、IC 2336は先行しているはずなのだが、10分程遅れているのであった。Düsseldorf Flughafenを発車すると、Düsseldorf Hbfまでは10分もかからない。17時06分にDüsseldorf Hbfに到着する。

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 混雑する中をかき分けてホームからコンコースに下り、駅を出て徒歩3分程のLeonardo Hotel Düsseldorf City Centerにチェックインする。スーツケースを置いて身軽になったところで、再びDüsseldorf Hbfに戻る。ルール地方の拠点駅の一つだけに、構内には次々に列車が発着している。

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 18時08分到着のBerlinからのICE 848 (ICE 2による運行)を撮影した後、追いかけるようにEssen Hbf発München 行ICE 929が入線してきた。ICE 929はICE 3 (Tz 354)による運行である。この列車に乗車して、空席に腰を下ろす。

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ICE 2

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ICE 3

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ICE 3

 18時13分に発車した列車は、夕暮れの中を最高200km/hで南へと向かう。揺れは少なく、車内も静かである。Bayer製薬の工場を横目にLeverkusenを過ぎ、減速してKöln Mulheimを通過、ここで右に転線し本線と離れ、メッセ会場のライン川寄りをゆっくり走り、Köln Messe/Deutz駅の地上ホーム11番線に18時33分に到着する。Köln Hbfは各方面からの列車が集中する一大拠点駅であるがホーム容量が限られており、Köln Messe/Deutz駅とKöln Hbfの間のライン川鉄橋Hohenzollernbrückeも3複線とはなっているもののドイツで最も列車密度の高い区間となっていて、しばしば遅延の原因となっている。そのため、高速新線経由でFrankfurt (M)方面へ向かうICEの多くはKöln Hbfを避け、対岸のKöln Messe/Deutz駅を経由している。Köln Messe/Deutz駅からHbfまではS-Bahnや近郊列車が頻繁に発車しており、所要時間もわずか3分である。私も適当な列車に乗って、Köln Hbfに移動し、ホーム端で少しだけ撮影する。

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 Aachen方面に行っていたという友人と合流する。ここからはICE 104に乗車する。ICE 104はBasel SBB発Amsterdam CS行という往年のラインゴルトを彷彿とさせる列車で、ICE 3M (Tz 4611 “Düsseldorf”)による運行である。定刻の19時17分より20分程遅れて発車するとHohenzollernbrückeを渡ってKöln Messe/Deutz駅を通過し、加速していく。次のDüsseldorf Hbfには20時前に到着する。

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 ホテルまで友人のチェックインに付き合った後、Düsseldorf HbfのU-Bahnに乗車し、Heinrich-Heine-Alleeへ。旧市街Altstadを散歩し、ビアレストランへBrauerei Schumacherへ。ビネガーに漬け込んだとのことで酸味の強いライン風ザワーブラーテン Rheinischer Sauerbratenとともに、名物のアルトビールを楽しむ。小ぶりなグラスだけに、次々とグラスが空になる。これだからドイツ旅行はやめられない。U-BahnでDüsseldorf Hbfに戻り、最後にピルスナーとアルトビールを1杯ずつ。酔いが回ったところで、ホテルに戻った。

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