2月12日 Bruxelles → Paris → Tokyo [ドイツ鉄道旅行 2011]
ブリュッセル中央駅 (Bruxelles-Midi)のコンコースに降り、切符売り場でParisへのThalysの指定券を購入する。レールパスを所有しているとはいえ、5000円程度の追加料金が発生するから、安くはない。まだ時間があるので、駅前に出てベルギービールを一杯。
18時30分頃、再びホームに戻る。
これからThalys 9452に乗車するはKöln Hbf始発である。本当はKölnから乗車しても良かったのであるが、できるだけICEに乗りたいが故に、BruxellesからThalysに乗ることにしたのである。定刻では18時37分発であるが、その時間にようやく入線してきた。
車両はThalys PBKAの4301編成である。Thalys用車両にはPBA・PBKAの2種類があり、4電源仕様でドイツ直通も可能なPBKAは17編成が製作され、Thalysの運行に参加するSNCFが6編成、SNCBが7編成、DB・NSが2編成ずるを所有している。4301編成はSNCB所有の編成である。
慌ただしく乗り込むと、18時40分過ぎにThalysは静かに動き出す。TGVシリーズの1等車に乗るのは初めてである。大柄な椅子がホールド感が良く、ICEとは別の快適さがある。内装には車両外装と同様、大胆に赤が用いられた派手なものであるが、それでも全く下品さがなく、高級感があるのは素晴らしい。TGVシリーズの2等車は評判が良いとは言えないが、この1等車はさすが、という他ない。
もう外は真っ暗で車窓風景は全く楽しめない。しばらく在来線区間であるが、200km/hを出ているようだ。Halleを過ぎLembeekからは高速新線HSL 1へ。ここからは最高300km/hで快走する。
そうこうするうちに、食事サービスが回ってきた。Thalysのサービスの特色の一つであるこの食事サービスは、Thalysの旅の大きな楽しみである。飲み物には白ワイン、アルコールもチョイスできるのは有り難い。コールドミールではあるが、ちゃんとグラスが使われているし、機内食よりはるかに美味しくて、なかなかレベルが高かった。
食後はThalysの無線LANサービスを試す。1等客は無料で利用できるが、乗車券に記されたコードを記載する必要があり、そのことがよく分からなくて難渋した。LANのスピードはICEと同程度である。
Thalysは高速新HSL 1を73km走って国境を越え、フランスに入る。ここからはフランスの高速新線LGV Nordへ。Arnouville-lès-Gonesseまでのさらに180km強は高速新線が続く。高速新線を降りると、残りの16.6kmは在来線区間となる。Paris市内に入って、列車は原則、パリ北駅Paris Gare du Nordには5分ほど遅れて20時10分に到着する。
パリ北駅からは5分ほど歩いてAvalon Hotel Parisへ。Parisのホテルで良い印象だったところはないが、ここも同様である。ドイツのホテルに比べると、料金は結構高いのに部屋は狭いし、綺麗ともいえない。もっとも、大都市Parisでは、仕方がないのかもしれない。
もう一度、ホテルを出て、駅前のブラッスリーBrasserie Terminus Nordへ。ここでワインと生カキを堪能し、すっかり満足する。2日間、早朝から晩まで動き回って疲労困憊、ホテルに戻ってすぐに眠る。
14日は早朝に目が覚めた。外はまだ暗いが、今なら一昨日利用したん明りのICEの1番列車が撮影できるのではないか、と思いつき、15分程歩いてParis Gare du l’Estへ向かう。しかし・・・・ICE 9551は日曜日は運休なのであった。当然のことながら、ICE 3MFの姿はなく、がっかり。
メトロで北駅まで乗り、さらに撮影。
ホテルの朝食は案の上、パンとチーズくらいしかないのでパス。荷物を整理して、RER-B線に乗ってパリ・シャルル・ドゴール空港へ。
搭乗するJL042/AF282便が出発するターミナル2Eまでは延々と歩かされる。そしてターミナルの出国審査は長蛇の列。花の都Parisはいつも魅力的だが、ホテルと空港だけは極力利用したくないものである。とはいえ、エールフランスのA380を見られたのは嬉しかった。
ようやく出国手続きを済ませたら、出発まではターミナル内で朝食。紅白のワインとキッシュでヨーロッパとの別れを惜しむ。
ほろ酔い加減になったら、そろそろ出発時間。JL042/AF282便はJALのB777による運航である。そういえば日系航空会社のヨーロッパ線を利用するのは初めてである。1回目の食事のお供はキリンビールである。
その後は旅行記をまとめたり、映画を見たり。本当は眠りたいのだが、思うようにいかない。
2回目の食事が終わったところでようやく眠りにつくが、もう日本上空である。ドンという衝撃で目覚めたら、羽田空港に着陸したところだった。定刻の朝6時55分。2泊4日の慌ただしいドイツ鉄道旅行が終わった瞬間であった。
18時30分頃、再びホームに戻る。
これからThalys 9452に乗車するはKöln Hbf始発である。本当はKölnから乗車しても良かったのであるが、できるだけICEに乗りたいが故に、BruxellesからThalysに乗ることにしたのである。定刻では18時37分発であるが、その時間にようやく入線してきた。
車両はThalys PBKAの4301編成である。Thalys用車両にはPBA・PBKAの2種類があり、4電源仕様でドイツ直通も可能なPBKAは17編成が製作され、Thalysの運行に参加するSNCFが6編成、SNCBが7編成、DB・NSが2編成ずるを所有している。4301編成はSNCB所有の編成である。
慌ただしく乗り込むと、18時40分過ぎにThalysは静かに動き出す。TGVシリーズの1等車に乗るのは初めてである。大柄な椅子がホールド感が良く、ICEとは別の快適さがある。内装には車両外装と同様、大胆に赤が用いられた派手なものであるが、それでも全く下品さがなく、高級感があるのは素晴らしい。TGVシリーズの2等車は評判が良いとは言えないが、この1等車はさすが、という他ない。
もう外は真っ暗で車窓風景は全く楽しめない。しばらく在来線区間であるが、200km/hを出ているようだ。Halleを過ぎLembeekからは高速新線HSL 1へ。ここからは最高300km/hで快走する。
そうこうするうちに、食事サービスが回ってきた。Thalysのサービスの特色の一つであるこの食事サービスは、Thalysの旅の大きな楽しみである。飲み物には白ワイン、アルコールもチョイスできるのは有り難い。コールドミールではあるが、ちゃんとグラスが使われているし、機内食よりはるかに美味しくて、なかなかレベルが高かった。
食後はThalysの無線LANサービスを試す。1等客は無料で利用できるが、乗車券に記されたコードを記載する必要があり、そのことがよく分からなくて難渋した。LANのスピードはICEと同程度である。
Thalysは高速新HSL 1を73km走って国境を越え、フランスに入る。ここからはフランスの高速新線LGV Nordへ。Arnouville-lès-Gonesseまでのさらに180km強は高速新線が続く。高速新線を降りると、残りの16.6kmは在来線区間となる。Paris市内に入って、列車は原則、パリ北駅Paris Gare du Nordには5分ほど遅れて20時10分に到着する。
パリ北駅からは5分ほど歩いてAvalon Hotel Parisへ。Parisのホテルで良い印象だったところはないが、ここも同様である。ドイツのホテルに比べると、料金は結構高いのに部屋は狭いし、綺麗ともいえない。もっとも、大都市Parisでは、仕方がないのかもしれない。
もう一度、ホテルを出て、駅前のブラッスリーBrasserie Terminus Nordへ。ここでワインと生カキを堪能し、すっかり満足する。2日間、早朝から晩まで動き回って疲労困憊、ホテルに戻ってすぐに眠る。
14日は早朝に目が覚めた。外はまだ暗いが、今なら一昨日利用したん明りのICEの1番列車が撮影できるのではないか、と思いつき、15分程歩いてParis Gare du l’Estへ向かう。しかし・・・・ICE 9551は日曜日は運休なのであった。当然のことながら、ICE 3MFの姿はなく、がっかり。
メトロで北駅まで乗り、さらに撮影。
ホテルの朝食は案の上、パンとチーズくらいしかないのでパス。荷物を整理して、RER-B線に乗ってパリ・シャルル・ドゴール空港へ。
搭乗するJL042/AF282便が出発するターミナル2Eまでは延々と歩かされる。そしてターミナルの出国審査は長蛇の列。花の都Parisはいつも魅力的だが、ホテルと空港だけは極力利用したくないものである。とはいえ、エールフランスのA380を見られたのは嬉しかった。
ようやく出国手続きを済ませたら、出発まではターミナル内で朝食。紅白のワインとキッシュでヨーロッパとの別れを惜しむ。
ほろ酔い加減になったら、そろそろ出発時間。JL042/AF282便はJALのB777による運航である。そういえば日系航空会社のヨーロッパ線を利用するのは初めてである。1回目の食事のお供はキリンビールである。
その後は旅行記をまとめたり、映画を見たり。本当は眠りたいのだが、思うようにいかない。
2回目の食事が終わったところでようやく眠りにつくが、もう日本上空である。ドンという衝撃で目覚めたら、羽田空港に着陸したところだった。定刻の朝6時55分。2泊4日の慌ただしいドイツ鉄道旅行が終わった瞬間であった。
2011-10-10 22:51
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