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「ドイツフェスティバル in ぐんま」と淡路島への旅 [国内の鉄道]

 9月23日・24日と鉄道模型と国内鉄道の旅を楽しんだ。23日は朝からひどい二日酔いであったが、何とか起床、上野駅でabeさん、タブレットさんと合流して、7時20分発の草津1号に乗る。幸いにも気持ちの良い秋晴れである。連休初日だが、車内は空いている。普段なら朝のビールを楽しむところだが、今日はとてもその気にならない。2時間弱で新前橋着。

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 新前橋駅からタクシーで10分弱で、「ドイツフェスティバル in ぐんま」の会場である群馬県庁に到着。すでにAkiraさんが到着し、準備を進めていた。メルクリンの展示は複線オーバルとヤードという構成、外周線の片側の直線に架線を張っているうちに、イベントの開始時間になり、見学者が集まってくる。

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 今回は購入したばかりのiPad2で模型を走らせる。こういう展示の場合にはiPadを用いればCSの前に張り付いている必要がなく、とても便利である。
 イベントの楽しみは、来場者の反応である。人気があるのは、煙と音が楽しいSL、そしてICEである。時々、車両に触ったり、架線をつかむ子もいるが、概してマナーは良い。P-zugさん、BOAC VC10さん、阿亮さん、Tさんも集まり、それぞれが持ち寄ったストラクチャやモデルを眺めるのも楽しい。

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 今回の目玉はマイワールドICEである。メルクリンの通常のモデルとは比べるべくもないが、サウンドや前照灯も装備し、メルクリン入門用としては十分に魅力的である。価格もこなれているし、多くの子供が実際に試走させて楽しんでいた。

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 電気機関車や電車を走らせる場合、一部の区間だけでも架線があるとぐっと魅力が増すと思う。パンタグラフが上下する様を眺めるのはなかなか楽しい。

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 私が持ち込んだのは、定番のICE 1とICE 3。運転会でも自宅でも、結局こればかり走らせてしまう。

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 会場で販売中のソーセージやパンも楽しむことができた。

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 17時に閉場、abeさん、タブレットさん、Tさんと共にタクシーで新前橋駅に戻る。特急草津の増結作業を眺め、上野行の普通列車で高崎へ向かい、高崎からはMaxたにがわに乗車、一旦皆さんと別れ、上野で降りて自宅に寄る。着替えを済ませ、荷物を変えて、すぐに出発。東京駅構内の居酒屋に戻り、先ほどの面々と再び合流する。メルクリンを肴に、21時半頃までビールの杯を重ねる。
 居酒屋を後に、9番線ホームに向かうと、既にサンライズ瀬戸・出雲は入線済み。

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 アルコールやお茶を購入して車内へ。今回はサンライズ瀬戸の終点高松までシングルDXの切符を購入してある。指定された4号車26号室は喫煙席であるのが残念だが、清潔なベットの横には、デスク・椅子が置かれ、なかなか広い。洗面台やAC電源といった設備も大変便利である。

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 タブレットさん、Tさんに見送られ、22時に発車する。2階席であるためか、車内は静かで、乗り心地もなかなか良い。流れゆく夜景を肴に、ビールを飲むのもなかなか楽しい。横浜を出ると、次は熱海まで止まらない。随分とアルコールを飲んだので酔いが回ったのだろう、眠気に襲われて、沼津を過ぎ日付が変わろうとする頃には寝てしまう。
 何度か列車の揺れで目が覚めたが、ベットが十分に広いためか、それなりにゆっくりと眠れた。岡山が近づいたころに起床、今日も気持ちの良い天気である。目を覚ますために、シャワーを利用する。使用時間6分は十分な長さだし、シャワー室もなかなか清潔で、気持ち良い。一方、トイレはもう少し何とかならないのか、と思う。
 児島を過ぎると、瀬戸大橋である。朝日に照らされた瀬戸内海はことのほか美しい。

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 坂出を過ぎ、荷物を整理し終えた頃、終点の高松に到着する。先頭車付近で写真を撮る人が多く、なかなかの人気である。

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 駅構内を散歩した後、再び改札内へ。

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 名物の連絡船うどんで朝食を済ませ、8時22分発うずしお3号に乗る。N2000系気動車の2両編成で、自由席は7割方の席が埋まっている。古戦場である屋島を過ぎ、四国らしい海と山に囲まれた車窓風景を眺めるうちに9時15分に板野着。

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 板野からは10分程歩いて、四国八十八箇所・第3番札所である金泉寺に立ち寄る。朝からお遍路さんの姿が目立つ。

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 駅に戻り、10時02分発うずしお5号に乗る。こちらはN2000系の3両編成である。

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 徳島へは15分で到着する。

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 混雑する徳島駅を出て、駅前で高速バスのチケットを購入する。ここからは山陽バスの三宮行で高速舞子へ向かう。

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 10時半に発車したバスは鳴門から高速道路に乗り、大鳴門橋を渡って、淡路島に入る。

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 明石海峡大橋を超え、高速舞子には12時05分に到着する。

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 駅前の展望レストランで昼食を済ませる。太陽が正面から当たって、暑いくらいである。本当はビールを口にしたいが、まだ仕事が残っているので、我慢。

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 13時に再びバスに乗り、明石海峡大橋を超え、淡路島無舞台国際展示場へ。ここで発表を済ませたら、仕事は終了。再びバスで高速舞子に戻り、JR舞子駅から快速で大阪に出る。もう17時である。新装オープンの大阪駅に来るのは初めてである。

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 ここでabeさんと合流し、地下鉄でなんばへ。大阪難波からは18時発、近鉄のアーバンライナーで名古屋へ向かう。入線してきたのは、21000系アーバンライナーPLUSである。個人的には新型の21020系より、こちらの方が好きである。今回は幸いにもゆったりしたDXシートを予約できた。上本町、鶴橋と停車し、DXシート車はほぼ満席となった。

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 アーバンライナーの軽快な走りを楽しむうちに寝入ってしまい、気が付いたら中川の連絡線を過ぎて、津市内を走っている。完全に日は暮れてしまっているが、大学の6年間を過ごした思い出深い津の街を眺める。津を離れて6年半、随分と変化もある。白子・四日市・桑名を過ぎ、木曽三川を渡ったところで先頭部分へ移動。名古屋までの区間は前面展望を楽しむ。近鉄名古屋には20時10分に到着する。

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 名古屋からはのぞみで東へ。品川で下車し、山手線で新橋に行って、Barよしゆきさんに立ち寄る。2日間の締めに、IMAなどのドイツ話を伺い、鉄道三昧の2日を終えたのである。
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