2月12日 Köln [ドイツ鉄道旅行 2011]
Köln HbfはFrankfurt(M)やMünchenに比べるとずっと狭くプラットホームが少ない分、列車は次々に発着する。特に目立つのが、REに活躍する2階建て客車である。
駅構内のコンコースは飲食店や雑貨店などが並び、いつも賑わっている。ドーム側の出口の近くのロッカーにスーツケースを預けたところで、Köln周辺で撮影を楽しむことにする。出発前に、いつもお世話になっている南那轟さんから光線状態も含め、様々なアドバイスを頂いていたので、それを参考にまずKöln Trimbornstrasseに向かう。S-Bahnホームに行くと、Trimbornstrasseへ行く列車は出発したばかりで、まだ間がある。そこで、入線してきた423形に乗り、中央駅とはライン川を挟んで対岸にある、Köln Messe/Deutzに移動する。右に壮大な大聖堂を見ながら列車は発車、ライン川を渡り、Messe/Deutzには2分もかからない。
Köln Messe/Deutzに着くと、反対側に客車編成のS-Bahnが到着してきた。422形の大量導入などですっかり数を減らしたものの、S6系統ではX-Wagenが健在である。
まもなく、644形Talentが入線してきた。RB25系統のOverath行である。RBといっても、Köln周辺では停車駅はS-Bahnと同じである。軽快なエンジン音を響かせ列車は発車、Köln Trimbornstrasseまではわずか2分である。
Köln TrimbornstrasseはS-Bahn用の複線と、列車線の複線が並走している。列車線には高速新線NBS Köln-Rhein/Main、Köln/Bonn空港、ライン川右岸線へと向かう列車などが通りトラフィックは充実しているし、DVDや地図で見る限り撮影しやすいのではないか、と目星を付けた駅である。もっとも、時々小雨の混じる曇天は残念なところだが。
ICE 3
644形Talent (RB25)
ICE 3
425形 (RE8)
423形 (S13)
423形 (S12)
644形Talent (RB25)
ICE 2
ICE 3
111形 (RE9)
143形 (RB27)
狙っていたICE 3がS-Bahnと被ってしまったには少々残念だったが、それはそれで悪くない写真になった。1時間程いたところで、S-Bahnに乗り込み、Köln Messe/Deutzへ。ここはライン川にかかる大鉄橋Hohenzollern-brückeと大聖堂をバックに雰囲気のある写真が撮影でき、昔から有名な撮影ポイントである。列車のスピードが遅いので私にも撮影しやすいのは嬉しいところである。Köln Hbf発着の列車は大半がこのMesse/Deutzも通るため、3複線のHohenzollern-brückeからは列車がひっきりなしに出てくる。ICE 3やThalysなどの高速列車のみならず、RE・RBなど地域輸送列車まで、様々なバリエーションが楽しめる。
101形 (IC)
Desiro ML (transregio)
IC & 111形 (RE)
ICE 3
ICE 3
ICE 3
644形Talent (RB)
Köln Messe/Deutz駅構内
425形 & 628形
112形 (RE7)
ICE 3
ICE 3
ICE 3
628形
Thalys
111形 (RE9) PP編成
111形 (RE9) PP編成
628形
425形 (RE)
結局、予定していたよりも遥かに長い時間をKöln Messe/Deutzで過ごしてしまった。ここから中央駅へは歩いていくことにする。駅を出て、線路沿いにライン川へと向かう。
Köln Messe/Deutz駅前
Hohenzollern-brückeとライン川、その向こうにそびえ立つ大聖堂。Kölnを象徴する、美しく、壮大な鉄道シーンである。そして、Hohenzollern-brückeの両側は歩道になっており、ライン川を歩いて渡ることができる。歩道と軌道を隔てるフェンスには無数の南京錠がくくり付けられている。恋人同士で南京錠を取り付け、鍵を川に捨てると恋が成就する、ということで、実際に南京錠を取り付けたり、南京錠を眺めてまわる観光客の姿も目に付く。
行き来する列車を眺めながら、ゆっくりとライン川を超えるのも楽しい。
146形 (RE)
Desiro ML (transregio)
101形 (IC)
ライン川を渡りきると、中央駅全体を見渡せる。1990年台にプラットホーム上のガラス屋根も重厚な光景によく合っている。Hohenzollern-brückeのたもとでは、Köln Hbfを発着する列車達を撮影することができる。
ICE 3
425形
とはいえ、せっかくKöln Hbfに来たことだし、大聖堂は見ておくことにする。多くの参拝者が祈っており、ここが博物館ではなく、生きた霊場であることを感じさせる。大聖堂の塔の頂上には階段で上がることもできるが、そこまでの時間も体力もないため断念する。
私見であるが、大聖堂前から眺める中央駅の駅舎はどこかバウハウスを連想させる。特別な特徴はないが、機能的な美しさを感じさせてくれる。きっと夜になると、また別の美しさを見せてくれることだろう。
駅前の薬局や駅構内のスーパー。書店を巡ってお土産を調達。そして、Kölnに来たからには、ケルシュビアは外せない。日本でもドイツ料理店でよく見かけるドム・ケルシュは苦みの利いたすっきりとした味わいである。ついでにカリーヴルストも食べて、これで満足。
本当は何駅か移動して貨物列車も撮影したかったが、もう14時になろうとしており、乗車する列車までの時間が迫ってきたので断念せざるを得ない。そこで大聖堂の横で、中央駅を発着する列車を撮影することとする。
X-Wagen (S6)
425形 (RE8)
111形 (RE)
ICE 3
143形
ICE 3
Dosto (RE9)
143形
ICE 3
X-Wagen (S6)
111形 (RE)
423形 (S-Bahn)
ICE 3
ICE 3
ICE 2
423形 (S-Bahn)
425形 (RE)
644形Talent (RB25)
最後に、発車するICE 3を撮りたかったが、14時35分を過ぎ、もう時間切れである。停車中のICE 3を撮影して、急いで中央駅に戻る。
駅構内のコンコースは飲食店や雑貨店などが並び、いつも賑わっている。ドーム側の出口の近くのロッカーにスーツケースを預けたところで、Köln周辺で撮影を楽しむことにする。出発前に、いつもお世話になっている南那轟さんから光線状態も含め、様々なアドバイスを頂いていたので、それを参考にまずKöln Trimbornstrasseに向かう。S-Bahnホームに行くと、Trimbornstrasseへ行く列車は出発したばかりで、まだ間がある。そこで、入線してきた423形に乗り、中央駅とはライン川を挟んで対岸にある、Köln Messe/Deutzに移動する。右に壮大な大聖堂を見ながら列車は発車、ライン川を渡り、Messe/Deutzには2分もかからない。
Köln Messe/Deutzに着くと、反対側に客車編成のS-Bahnが到着してきた。422形の大量導入などですっかり数を減らしたものの、S6系統ではX-Wagenが健在である。
まもなく、644形Talentが入線してきた。RB25系統のOverath行である。RBといっても、Köln周辺では停車駅はS-Bahnと同じである。軽快なエンジン音を響かせ列車は発車、Köln Trimbornstrasseまではわずか2分である。
Köln TrimbornstrasseはS-Bahn用の複線と、列車線の複線が並走している。列車線には高速新線NBS Köln-Rhein/Main、Köln/Bonn空港、ライン川右岸線へと向かう列車などが通りトラフィックは充実しているし、DVDや地図で見る限り撮影しやすいのではないか、と目星を付けた駅である。もっとも、時々小雨の混じる曇天は残念なところだが。
ICE 3
644形Talent (RB25)
ICE 3
425形 (RE8)
423形 (S13)
423形 (S12)
644形Talent (RB25)
ICE 2
ICE 3
111形 (RE9)
143形 (RB27)
狙っていたICE 3がS-Bahnと被ってしまったには少々残念だったが、それはそれで悪くない写真になった。1時間程いたところで、S-Bahnに乗り込み、Köln Messe/Deutzへ。ここはライン川にかかる大鉄橋Hohenzollern-brückeと大聖堂をバックに雰囲気のある写真が撮影でき、昔から有名な撮影ポイントである。列車のスピードが遅いので私にも撮影しやすいのは嬉しいところである。Köln Hbf発着の列車は大半がこのMesse/Deutzも通るため、3複線のHohenzollern-brückeからは列車がひっきりなしに出てくる。ICE 3やThalysなどの高速列車のみならず、RE・RBなど地域輸送列車まで、様々なバリエーションが楽しめる。
101形 (IC)
Desiro ML (transregio)
IC & 111形 (RE)
ICE 3
ICE 3
ICE 3
644形Talent (RB)
Köln Messe/Deutz駅構内
425形 & 628形
112形 (RE7)
ICE 3
ICE 3
ICE 3
628形
Thalys
111形 (RE9) PP編成
111形 (RE9) PP編成
628形
425形 (RE)
結局、予定していたよりも遥かに長い時間をKöln Messe/Deutzで過ごしてしまった。ここから中央駅へは歩いていくことにする。駅を出て、線路沿いにライン川へと向かう。
Köln Messe/Deutz駅前
Hohenzollern-brückeとライン川、その向こうにそびえ立つ大聖堂。Kölnを象徴する、美しく、壮大な鉄道シーンである。そして、Hohenzollern-brückeの両側は歩道になっており、ライン川を歩いて渡ることができる。歩道と軌道を隔てるフェンスには無数の南京錠がくくり付けられている。恋人同士で南京錠を取り付け、鍵を川に捨てると恋が成就する、ということで、実際に南京錠を取り付けたり、南京錠を眺めてまわる観光客の姿も目に付く。
行き来する列車を眺めながら、ゆっくりとライン川を超えるのも楽しい。
146形 (RE)
Desiro ML (transregio)
101形 (IC)
ライン川を渡りきると、中央駅全体を見渡せる。1990年台にプラットホーム上のガラス屋根も重厚な光景によく合っている。Hohenzollern-brückeのたもとでは、Köln Hbfを発着する列車達を撮影することができる。
ICE 3
425形
とはいえ、せっかくKöln Hbfに来たことだし、大聖堂は見ておくことにする。多くの参拝者が祈っており、ここが博物館ではなく、生きた霊場であることを感じさせる。大聖堂の塔の頂上には階段で上がることもできるが、そこまでの時間も体力もないため断念する。
私見であるが、大聖堂前から眺める中央駅の駅舎はどこかバウハウスを連想させる。特別な特徴はないが、機能的な美しさを感じさせてくれる。きっと夜になると、また別の美しさを見せてくれることだろう。
駅前の薬局や駅構内のスーパー。書店を巡ってお土産を調達。そして、Kölnに来たからには、ケルシュビアは外せない。日本でもドイツ料理店でよく見かけるドム・ケルシュは苦みの利いたすっきりとした味わいである。ついでにカリーヴルストも食べて、これで満足。
本当は何駅か移動して貨物列車も撮影したかったが、もう14時になろうとしており、乗車する列車までの時間が迫ってきたので断念せざるを得ない。そこで大聖堂の横で、中央駅を発着する列車を撮影することとする。
X-Wagen (S6)
425形 (RE8)
111形 (RE)
ICE 3
143形
ICE 3
Dosto (RE9)
143形
ICE 3
X-Wagen (S6)
111形 (RE)
423形 (S-Bahn)
ICE 3
ICE 3
ICE 2
423形 (S-Bahn)
425形 (RE)
644形Talent (RB25)
最後に、発車するICE 3を撮りたかったが、14時35分を過ぎ、もう時間切れである。停車中のICE 3を撮影して、急いで中央駅に戻る。
2011-07-24 19:01
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