Cトラック スラブ軌道風 [鉄道模型 レイアウト]
デジタルのおかげで、お座敷運転もそれなりに楽しいが、あこがれはやはりレイアウトである。現状ではレイアウトを作成するのは到底無理だが、せめて展示台くらいは、と思う。せっかくなので、ICE 3が似合う高速新線風の展示台を作成することにした。
高速新線風のレイアウトとなると、hikariさんのZゲージレイアウトを思い浮かぶ。非常にシンプルな作りであるが、高架橋・スラブ軌道・トンネルの3点セットで雰囲気は抜群だ。hikariさんのレイアウトの写真を眺めながら、基本的なプランを練った。
高速新線はFrankfurt M – Koeln間のNBS Koeln-Rhein/Mainを意識したものにしたい。この高速新線は300km/h対応のICE 3専用線、建設費を抑えるため高架橋は少なく、切り通しや築堤区間、地平区間が大半を占め、最大40パーミルの勾配とカーブが連続する。全面的にスラブ軌道が採用されているのも特徴である。
あくまでも展示台なので、カーブと勾配はあきらめ、直線とする。高架とはせず、とりあえず地平とし、お座敷の時につなげられるようにする。そして、スラブ軌道は欠かせない。
まずは、スラブ軌道をどう再現するかを検討してみた。飽きっぽい私のこと、大事なのは手間がかからず、それっぽく見えることである。
最初に考えたのは、hikariさん方式である。Zゲージ用トラックの枕木をライトグレーに塗装し、それを同じくライトグレーに塗ったコルク道床に貼り付ける方法は比較的簡単だ。同じことはKトラックで簡単にできそうだ。しかし、枕木一本一本を塗装するのは根気のいる作業である。
ICEの写真集などで高速新線の写真をもう一度観察すると、一口にスラブ軌道と言っても、いろいろなパターンがあることが分かる。そして、多くの区間ではバラストの上にスラブ道床が載っていることが分かった。
そこで、Cトラックを用いて、道床部分を活かし、レールの周囲にスプレー塗料でライトグレーに塗装したプラ板を貼ることで、スラブ軌道風になるのではないかと思い至った。早速試してみた結果が以下の通りである。
Cトラックに貼るプラ板には、模型店で見つけたEvergreen scale modelsのStrip styrereを使っている。6.3mm幅と1.5mm幅のプラ板を使えば、Cトラックの長さに合わせて切るだけですので楽である。複線の間はアスファルト塗装されている区間が多いので、グレーのプラ板を置いた。
もう少し改良が必要だが、雰囲気は少しは出ているように思う。次はコンクリート架線柱で架線を張る予定である。最終的には以前購入したBuschのトンネルポータルを使って、トンネルも再現したい。Buschは高速新線用のトンネルポータルを3種類発売しているが、この製品は"Montabaur"、まさにNBS Koeln-Rhein/Mainを意識したデザインで、この展示台には欠かせない。
高速新線風のレイアウトとなると、hikariさんのZゲージレイアウトを思い浮かぶ。非常にシンプルな作りであるが、高架橋・スラブ軌道・トンネルの3点セットで雰囲気は抜群だ。hikariさんのレイアウトの写真を眺めながら、基本的なプランを練った。
高速新線はFrankfurt M – Koeln間のNBS Koeln-Rhein/Mainを意識したものにしたい。この高速新線は300km/h対応のICE 3専用線、建設費を抑えるため高架橋は少なく、切り通しや築堤区間、地平区間が大半を占め、最大40パーミルの勾配とカーブが連続する。全面的にスラブ軌道が採用されているのも特徴である。
あくまでも展示台なので、カーブと勾配はあきらめ、直線とする。高架とはせず、とりあえず地平とし、お座敷の時につなげられるようにする。そして、スラブ軌道は欠かせない。
まずは、スラブ軌道をどう再現するかを検討してみた。飽きっぽい私のこと、大事なのは手間がかからず、それっぽく見えることである。
最初に考えたのは、hikariさん方式である。Zゲージ用トラックの枕木をライトグレーに塗装し、それを同じくライトグレーに塗ったコルク道床に貼り付ける方法は比較的簡単だ。同じことはKトラックで簡単にできそうだ。しかし、枕木一本一本を塗装するのは根気のいる作業である。
ICEの写真集などで高速新線の写真をもう一度観察すると、一口にスラブ軌道と言っても、いろいろなパターンがあることが分かる。そして、多くの区間ではバラストの上にスラブ道床が載っていることが分かった。
そこで、Cトラックを用いて、道床部分を活かし、レールの周囲にスプレー塗料でライトグレーに塗装したプラ板を貼ることで、スラブ軌道風になるのではないかと思い至った。早速試してみた結果が以下の通りである。
Cトラックに貼るプラ板には、模型店で見つけたEvergreen scale modelsのStrip styrereを使っている。6.3mm幅と1.5mm幅のプラ板を使えば、Cトラックの長さに合わせて切るだけですので楽である。複線の間はアスファルト塗装されている区間が多いので、グレーのプラ板を置いた。
もう少し改良が必要だが、雰囲気は少しは出ているように思う。次はコンクリート架線柱で架線を張る予定である。最終的には以前購入したBuschのトンネルポータルを使って、トンネルも再現したい。Buschは高速新線用のトンネルポータルを3種類発売しているが、この製品は"Montabaur"、まさにNBS Koeln-Rhein/Mainを意識したデザインで、この展示台には欠かせない。
2009-08-16 12:49
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コメント(3)
こんばんは。
コレはナイスアイデアですね!
費用対効果も抜群だと思います。駅構内に使っても良いかもです♪
by autounion (2009-08-16 19:42)
HUHさん、こんにちは。
私のZのレイアウトを引き合いに出して頂き恐縮です。細かい部分は気にせず、高架橋、スラブ軌道、トンネルの3点セットを如何に手間とお金を掛けずに雰囲気を出せるか? を目指しましたから、HUHさんを触発することが出来たのなら、大変嬉しいことです。
H0の線路、良い感じでスラブ風に変身していますね。緑の中に置くとそれらしさが急にアップして嬉しくなりますよ。(トンネルポータルに緑の布をかぶせるのはイメージを掴むには良いアイディアですねえ。)
さて、私も先日ららぽーとの閉店セールでBuschの7028を2個買ってしまいましたが、どうしたものでしょう…(と、逆に触発されています)。
by hikari (2009-08-17 19:31)
autounionさん>
費用対効果もそうですが、手間対効果はもっと良いです。ずぼらな私も出来るくらいですから。ICE用の駅にも使えるかもしれませんが、高速新線の駅は新幹線タイプの真ん中通過線で、レイアウトとしては少しさびしいかもしれません。
hikariさん>
hikariさんの目指すところは私と同じですので、そういう意味でも大変参考になりました。
スラブ軌道の再現方法は少し改良を加えております。それに架線を張ったところで、改めて写真を撮りたいと思います。高速新線は森の中を走る区間が多いですので、緑の中に置くと良いという意見には賛成です。
by HUH (2009-08-19 00:56)